からだの健康は歯と歯ぐきから 徳島市 小倉歯科診療所のブログ</h2>
				
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本当は怖~い知覚過敏の正体とは(その1)

もちろん、知覚過敏はむし歯ではありません。でも、油断は禁物!実は知覚過敏は別の「大きな問題」と関係していることが珍しくないのです。

 

歯がしみるのは、歯の神経に刺激が加わるから。神経は、象牙質におおわれていますが、この象牙質には、実は1mm四方に2万以上もの細かい穴があり、この穴を通して刺激が伝わります。

 

象牙質は通常、歯の上部をエナメル質、下部は歯ぐきに守られていますが、何らかの原因で象牙質が露出すると神経に刺激が加わり、しみます。これが知覚過敏です。

 

象牙質が露出する理由として、特に注意したいのは次の2つです

1.歯周病で歯ぐきが下がった

2.歯ぎしりや食いしばりが原因で表面のエナメル質を失った

 

症状を抑えるだけなら、薬を塗ったり、プラスチックで歯の表面をおおう方法もあります。また、自然に象牙質の穴がふさがって痛みがなくなることも。しかしこれでは、もっと重要なリスクを放置することになります

 

次回につづく