本当は怖~い知覚過敏の正体とは(その1)

もちろん、知覚過敏はむし歯ではありません。でも、油断は禁物!実は知覚過敏は別の「大きな問題」と関係していることが珍しくないのです。

 

歯がしみるのは、歯の神経に刺激が加わるから。神経は、象牙質におおわれていますが、この象牙質には、実は1mm四方に2万以上もの細かい穴があり、この穴を通して刺激が伝わります。

 

象牙質は通常、歯の上部をエナメル質、下部は歯ぐきに守られていますが、何らかの原因で象牙質が露出すると神経に刺激が加わり、しみます。これが知覚過敏です。

 

象牙質が露出する理由として、特に注意したいのは次の2つです

1.歯周病で歯ぐきが下がった

2.歯ぎしりや食いしばりが原因で表面のエナメル質を失った

 

症状を抑えるだけなら、薬を塗ったり、プラスチックで歯の表面をおおう方法もあります。また、自然に象牙質の穴がふさがって痛みがなくなることも。しかしこれでは、もっと重要なリスクを放置することになります

 

次回につづく

歯医者さんが歯の神経を抜きたくない3つの理由(その3)

神経は、歯に栄養や酸素も運んでいます。神経を失ってしまえば、当然これらは行き渡らなくなり、次第に歯はもろくなります。やがては、硬いものを噛んだときなど、何かの拍子に割れたり折れたりすることも。また、もろくなるだけでなく、腐敗した神経組織や血液成分が歯に染み込み、見た目にも茶褐色~黒っぽく変色することもあります。

このように、神経は目には見えませんが。いろいろな形で歯を守ってくれるとても大事なものです。神経を抜かなくてはならなくなる原因は、むし歯の進行によるものがほとんど。そうならないためにも、ぜひ歯科医院での定期検診をおすすめします。

 

歯医者さんが歯の神経を抜きたくない3つの理由(その2)

神経は、ただ痛みを感じるだけではなく「防御反応」と呼ばれる、むし歯から歯を守る役割も持っています。神経は、むし歯が一定のところまで到達するとそれ以上の進行を防ごうと壁を作り、むし歯の進行や痛みを抑えてくれます。つまり、もし神経を失ってしまうと、むし歯になっても単に痛みを感じないだけでなく、防御する力も失っているため、その進行も早くなってしまうのです。

ひわさうみがめトライアスロン今年も完走しました。

台風11号の影響で19日の大会開催が危ぶまれましたが、

まずまずの天候(曇り)に恵まれ、今年も完走することができました。

でもスイムがきつかった(ー_ー)!!

浜から見ると静かに見えた海面が、いざ泳ぎだしてみると、激しいうねりのくりかえし。

3回ぐらい水を飲み、戦意消失、昨年より10分も遅くなりました。

スイムもっと練習してまた来年もチャレンジしたいと思います。がんばるんば!

DSCN3011これは去年の写真ですが・・・

 

歯医者さんが歯の神経を抜きたくない3つの理由(その1)

私たちがむし歯などの痛みを感じるのは「神経」があるから。だったら二度と痛くならないように、どんどん神経をとってほしい…。もしそう思っているとしたら、それは大きな間違いです!実は歯科では、むし歯になっても「神経だけは」残せるよう、できるだけの努力をします。なぜなら神経には次のような大切な役割があるからです。

 

むし歯であることを

教えてくれる!

冷たいもの・熱いものがしみれば、「あっ、むし歯かも」と気付きますよね。しかし、神経がないと痛みは感じなくなり、当然むし歯にも気付きにくくなります。誤解が多いのですが、神経がないからといって、むし歯にならないわけではありません。つまり、神経がない歯のむし歯は、気付いた頃にはかなり進行していることが多く、抜歯せざるを得ないことも珍しくないのです。

7月20日は海の日

7月20日は「海の日」!…とはいっても「みんなで海に遊びに行こう!」という祝日ではありません。「海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う」というきちんとした趣旨があります。

 

夏の海にふわふわと浮かぶ「クラゲ」。海水浴中にはできれば出会いたくないものですが、実は、鑑賞することで癒し効果が期待できるという研究結果が報告されています。光を放ちながら、涼しげに水中を漂う姿はとてもきれいですね。

暑さでストレスがたまった時には水族館などへ行って癒されてみてはいかがですか?これも海の恩恵の一つかもしれませんね。

 

そして「海の恩恵」として一番身近に感じられるのはやっぱり「食べること」でしょうか。日本では年々、魚介類の摂取量が低下していますが、骨まで丸ごと食べられる魚や貝類、海藻には歯や骨を丈夫にするカルシウムが特に多く含まれています。食事を一生おいしく味わうためにも、海の恩恵に感謝しながら、魚介類も積極的にいただきましょう!

歯と歯ぐきのクリーニング B.D.Rチップを使います

歯周病の予防、治療には正しい歯ブラシの方法で毎日歯垢(バイオフィルム)の除去を実行することです。

しかし磨きにくい場所や歯周ポッケトの深くなった場所などのブラッシングは簡単ではありません。

そこで、当院では1~3か月ごとにB.D.Rチップを使って歯周ポケット内のバイオフィルムを破壊、歯石を除去することにより、歯と歯ぐきの健康の維持をサポートしています。

B.D.Rチップとは細かい振動で歯石をとる治療器に装着し、通常歯石をとる強さの100分の1程度のやさしい振動でバイオフィルムを破壊していきます。

やさしい振動なのでほとんど痛みはありません。

また、その細い形状により歯ブラシの毛先、手用の器具で届かない部位にも到達します。

バイオフィルムを破壊することを目的としているため、チップに刃は付いていません。

また、チップ先端からの薬液によって洗浄しながら処置を行います。

p-maxpluschusuiスプラソンP-MAX多目的超音波治療

BDR(1)TK1-1SB.D.Rチップ

BDR(2)歯周ポケットに挿入、バイオフィルムを破壊

BDR(3)大臼歯(奥歯)の内側も簡単に届きます