神経は、歯に栄養や酸素も運んでいます。神経を失ってしまえば、当然これらは行き渡らなくなり、次第に歯はもろくなります。やがては、硬いものを噛んだときなど、何かの拍子に割れたり折れたりすることも。また、もろくなるだけでなく、腐敗した神経組織や血液成分が歯に染み込み、見た目にも茶褐色~黒っぽく変色することもあります。
このように、神経は目には見えませんが。いろいろな形で歯を守ってくれるとても大事なものです。神経を抜かなくてはならなくなる原因は、むし歯の進行によるものがほとんど。そうならないためにも、ぜひ歯科医院での定期検診をおすすめします。