デンタルフロスと歯間ブラシのよくある質問

フロスと歯間ブラシ、どっちを使えばいいの?

歯間ブラシにはいくつかのサイズがありますが無理なく動かせるサイズにしましょう。一番小さいサイズが入らない場合は無理に使用せずフロスを使いましょう。お口の状態によっても変わりますので詳しくはご相談ください。

 

フロスと歯間ブラシは使い捨てなの?

フロスは使い捨てです。歯間ブラシは毛先が痛んだり、曲がってしまうまで使用できます。ただし毎回しっかり洗って、乾燥させてください。

 

使用すると出血するけど大丈夫?

出血の原因はプラークの中にひしめく細菌が引き起こす歯茎の炎症です。つまり、フロスなどをきちんと使い続けて清潔になれば出血は治まってきます。ただし、しばらく使って治まらない場合は歯科医院にご相談ください。

歯の変色を防ぐ3つの習慣

習慣3 タバコをやめる!

 

タバコのヤニが付いた歯は「濃い茶渋」が付いているように見えるため、食べ物による着色よりもハッキリと目立ちます。何より喫煙は、歯の着色だけでなく、口腔がん・歯周病・口臭・歯ぐきの黒ずみなどの原因にもなりますので、十分に注意しましょう。

 

歯の黄ばみが気になるからといって、ゴシゴシ強く磨き過ぎるのはやめましょう。市販の歯磨き粉には研磨剤が含まれていることが多く、歯の表面を傷つけてしまったり、また歯ぐきを痛めてしまうこともあります。

 

歯科医院では着色やヤニによる汚れを専用の器具を使って、歯を傷つけることなく落とすことができます。また、汚れを落とすだけではなく、歯をもっと白くしたいという方にはホワイトニングもお勧めです。詳しくはスタッフまでおたずねください。

 

 

 

歯の変色を防ぐ3つの習慣

習慣2 NGな食べ合わせに気をつける!!

 

 

「悪い食べ合わせ」といえば、消化不良などを想像されるかもしれませんが、実は「歯の着色」に関しても、注意したい食べ合わせがあります

 

それは、前回の『着色性食品』と一緒に、炭酸飲料・アルコール・酢・酸が多い野菜や果物などを口にしてしまうことです。これらは『着色補助食品』と呼ばれており、口に入れると歯の表面を溶かしてしまいます(脱灰)。そうして溶けたところに『着色性食品』を食べると、歯に色が入り込み簡単に色がついてしまうのです。着色性食品と補助食品の食べ合わせに注意し、食べてしまった場合は忘れずに歯を磨きましょう!

 

着色補助食品の例

 

炭酸飲料

アルコール飲料

柑橘系食品

果物

クエン酸

スポーツドリンク     …など

歯の変色を防ぐ3つの習慣

習慣1 着色性食品を避ける!食べたらすぐゆすぐ!

 

カレー・コーラ・コーヒー・紅茶・ワインなどは『着色性食品』と呼ばれ、文字通りとても着色しやすい食品です。とはいえ、絶対に食べないで!というわけではありません。着色性食品を食べた後は、なるべく早く口をゆすげば大丈夫。しかし、ぜひ皆さんに注意していただきたいのは、この着色性食品との「食べ合わせ」です。

 

着色性食品の例

 

色の濃い食品

カレー、ソース、ケチャップ etc

 

タンニンが含まれる食品

ワイン、紅茶、ウーロン茶 etc

 

カラメル色素

コーラ etc           …など

歯磨き3大磨き残しポイント

皆さんは毎日歯磨きをしていますか?
おそらくは、ほとんどの人が「Yes」だと思います。
というのも、厚生労働省の調べではなんと9割の方が、毎日歯を磨いているんだとか。
日本人はとても真面目ですね。

しかし!それで安心してはいけません。

「磨いている」のと「磨けている」のとでは大きな違いがあります
実は、ちゃんと磨けている人はわずか2割以下ともいわれており、その結果「磨いているのにむし歯や歯周病になってしまう」という方がたくさんいるのです。
そこで、磨き残しの多い3大ポイントと正しい歯の磨き方をご紹介したいと思います。

 

【磨き残しポイント1】歯と歯ぐきの境目
前歯の表面は比較的磨きやすいためついつい見落としがちですが、歯と歯ぐきの境目を磨く事を忘れずに! 磨かずに放っていると、歯の根にそって菌が入り込み、むし歯はもちろん、歯周病のリスクがとても高くなります!!

ブラシを45度にして磨こう!
歯と歯ぐきの境目を磨くときは、歯ブラシを真横に当てるのではなく、境目に45度で当て、やさしく小刻みに磨きましょう。 前歯の表面を磨いたら、45度にして歯と歯ぐきの境目を磨く…というように決め、磨き残しのないようにしましょう!

 

【磨き残しポイント2】奥歯の噛み合わせの溝
ブラシが届きにくい奥歯は、むし歯や歯周病になりやすく、他の歯に比べ寿命が短くなりがちです。 丁寧に一本ずつ、特に汚れが残りやすい溝はしっかりと磨いて、健康な歯を保ちましょう!

一本ずつ丁寧に磨きましょう!
一気に何本も磨いてしまいがちですが、これでは汚れは取れません。
一本ずつ丁寧に磨きましょう!

 

【磨き残しポイント3】奥歯の噛み合わせの溝
食べカス等がたまりやすい歯と歯の隙間は、歯ブラシが届きません!
実は、歯ブラシしか使わない方は4割もの磨き残しがあるといわれています。
もちろん、そのまま放置すればむし歯や歯周病に…!
そこで大切なのがフロス歯間ブラシを使うこと。

 

フロス
どの隙間にも使う事ができます。
フロスが毎回引っかかる部分はむし歯かも。
早期発見する事ができます。

 

歯間ブラシ
自分のサイズに合うものを選びましょう。
歯間ブラシは歯周病予防にも効果的です。

 

この他にも、歯ブラシの持ち方に注意したり、磨き方のコツはまだまだあります。
また、歯並びや磨き方のくせなどの個人差もありますので、ブラッシング指導をご希望の方はどうぞお声掛けください。
なお、歯石は歯科医院でないと除去できませんので、定期的なメンテナンスも忘れずに!