子どもの歯を守るために 知っておきたい「むし歯の4要素」

 

 
3月は新年度前の春休みの時期ですね。

 

特にお子さんがいる場合は、

お家で過ごす時間も増え、

ついおやつに手が伸びる回数も多くなりがちです。

 

そうなると心配なのが、むし歯です。

 

実は、よく言われる

「甘いものの食べ過ぎ」に限らず、

むし歯のなりやすさには

さまざまな要因があります。

 

 

 

◆仕上げ磨きだけでは防ぎきれない!?

 

毎日きちんと仕上げ磨きをしていたのに、

お子さんがむし歯になってショックを受けたり、

自分を責めてしまったりする保護者は

少なくありません。

 

しかし、子どもの歯は

大人の歯に比べてやわらかく、

むし歯になりやすいという特徴があります。

 

仕上げ磨きや食生活に気を配っていても、

それだけでは完全に防げない場合もあるのが、

子どものむし歯の厄介なところです。

 

子どものむし歯は

「きちんとケアしていたかどうか」

で決まるものではなく、

いくつかの条件が重なったときに、

はじめてできたり、進みやすくなったりします。

 

その仕組みを知ることが、

お子さんの歯を守る第一歩です。

 

 

 

 

◆むし歯につながる4つの要素

 

むし歯は1つの原因で起こるものではなく、

「細菌」「糖分」「歯質」「時間」

の4つの要素が重なったときに起こります。

 

 

 

(1)細菌:お口の中にいるむし歯菌の種類や数

(2)糖分:むし歯菌のエサになる糖分の量や頻度

(3)歯質:歯の強さ・だ液の量や働き

(生まれつきや年齢による個人差あり)

(4)時間:(1)~(3)の要素が重なる時間の長さ

 

むし歯はこれら4つの要素の重なりを

小さくすることで、

リスクを下げることができます。

 

 

 

 

◆セルフコントロールできるのは

 「糖分」と「時間」

 

4つの要素のうち、

ご家庭で意識してコントロールしやすいのは

「糖分」「時間」です。

 

ここで重要なのは、

甘いものの量を減らすことよりも、

食べる回数やタイミングに

メリハリをつけること。

 

例えば、おやつを少しずつ何度も食べたり、

甘い飲みものをだらだら飲み続けたりすると、

お口の中に糖分が残る時間が長くなり、

むし歯リスクが一気に高まります。

 

「おやつの時間を決める」

「甘い飲みものは特別なときだけにする」

など、できることから少しずつ始めてみましょう。

 

 

 

 

 

◆歯科でのチェックで

 「細菌」と「歯質」をフォローしよう

 

一方で、「細菌」「歯質」

ご家庭の努力だけでコントロールするのが

難しい要素です。

 

歯の強さやだ液の働き、

むし歯菌の増えやすさは個人差があるため、

歯科医院でのフォローが欠かせません。

 

 

 

 

歯科医院では専門的な視点で

リスクや注意点を保護者と共有し、

家庭でのケアがより効果的になるように

サポートしていきます。

 

むし歯になりにくい環境を一緒に整えていく場として、

まずはお気兼ね無く当院へご相談ください。

 

 

小倉歯科診療所
〒770-0047 徳島県徳島市名東町1-240-1
TEL:088-633-2388
URL:http://www.ogura-dental.com/
Googleマップ:https://g.page/r/CdEBUJcZ-N_xEAE

長時間のスマホで顎関節症に!? お口のトラブルを招く「TCH(歯列接触癖)」とは

 

 

2月1日は「テレビ放送記念日」です。

これは、1953年2月1日に日本で初めて

テレビの本放送が始まったことに由来しています。

 

かつてはテレビが家庭の中心でしたが、

現代では若い世代を中心に、

テレビを見る時間が減り、

スマートフォンを使う時間が増えています。

 

このように生活の中心になりつつある

スマートフォンですが、

使い方によってはお口の健康に

悪影響を与えることがあります。

 

 

 

 

◆知らないうちに続けている

 「TCH(歯列接触癖)」とは

 

パソコン作業に集中しているときや

スマートフォンを見ているとき、

無意識に上下の歯が

触れていることはありませんか。

 

「それの何がダメなの?」

と思うかもしれませんが、

この状態が習慣化すると

歯やあごの関節に

少しずつ負担がかかることがあります。

 

意外と知られていませんが、

上下の歯が接触する時間は、

食事や会話を含めても1日に20分以内で、

それ以外の時間は、2~3mmほど離れているのが

正常な状態です。

 

これとは反対に、

何もしていないときでも

無意識に歯が触れ続けてしまう状態を、

「TCH(歯列接触癖)」

といいます。

 

 

 

 

「ちょっと触れているだけ」

のつもりでも、

その状態が長く続くと

歯やあごの関節が十分に休まらず、

ダメージが蓄積していきます。

 

その結果、かみ合わせの違和感や顎関節症、

歯の破折(割れ・欠け)、知覚過敏、

歯周病の悪化といった

お口トラブルの原因になってしまうのです。

 

 

 

 

◆スマホ使用時は要注意!

 意識的に「歯を離す」習慣を

 

TCHは仕事や趣味に集中しているときや、

下を向いた姿勢のときに起こりやすくなります。

 

パソコンやスマートフォンを

長時間使う機会の多い現代では、

誰にでも起こり得るクセといえるでしょう。

 

 

 

 

さらに、過度にストレスが溜まっているときにも、

無意識に歯を噛みしめる時間が

増えるといわれています。

 

もし、心当たりがある場合は、

気づいたタイミングで意識的に

歯を離す習慣づけを行うことが大切です。

 

よく目にする場所に

「歯を離す」と書いたメモを貼っておくと、

クセに気づきやすくなります。

 

さらに、

「深呼吸して肩の力を抜く」

「座る姿勢を整える」

など日常生活でできる工夫も効果的です。

 

 

 

 

 

◆簡単チェックで早めの対策!

 気になる症状は相談を

 

TCHは無意識に起こるクセの一種なので、

まずは自分にそのクセがあるかどうかを

知ることが改善の第一歩です。

 

以下のセルフチェックを試してみましょう。

 

STEP1.姿勢を正して正面を向く

STEP2.唇を軽く閉じる(力は入れない)

STEP3.その状態で上下の歯を軽く離してみる

 

この時、

「口元に違和感がある」

もしくは

「5分以上維持するのがつらい・できそうにない」

と感じたら、TCHの疑いがあります。

 

なかなかクセが直らない、

あるいはすでに歯やあごに何らかの症状や

違和感がある場合は、早めに歯科医院で相談しましょう。

 

 

小倉歯科診療所
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原因はそこじゃない?「歯の痛み」の意外な落とし穴

 

 

1月から、本格的な受験シーズンが始まりますね。

 

試験に臨む際は、焦らずにまず落ち着いて

問題を読み解くことが大切です。

 

これは歯科でも同じで、

痛い歯をやみくもに治療するのではなく、

まずは慌てずに原因を突き止めることが

重要です。

 

 

 

 

◆「この歯が痛い!」だけでは

 治療できない?

 

歯医者に行ったとき、

「痛いのはこの歯だ、と伝えたのに

すぐに治療に入らず検査が続いた」

という経験はないでしょうか。

 

一刻も早く痛みから解放されたいのに、

レントゲンを撮られたり、

別の歯をチェックされたりすると、

もどかしさを感じてしまうかもしれません。

 

 

 

しかし、歯科医がすぐに治療に入らないのには、

明確な理由があります。

 

歯科診療の中で、

患者さんが「痛い」と感じる場所と、

実際にトラブルのある場所が一致しないのは

決して珍しいことではないからです。

 

特に、神経に達した深いむし歯で痛みが激しい場合は、

その発信源を特定するのが非常に難しくなります。

 

歯は一度削ってしまうと元には戻せないため、

このようなケースではより慎重な判断が必要となるのです。

 

 

 

 

◆上下でズレることも?

 痛みの場所が食い違う理由

 

こうした感覚のズレは、

前歯よりも奥歯に行くほど

起こりやすいことがわかっています。

 

歯を刺激してどの歯に触れたか当てる実験では、

奥に行くほどその正解率は下がり、

前後3~5本の範囲で間違えてしまう人が

多くいました。

 

中でも第二大臼歯(前から7番目)では、

ひとつ手前の第一大臼歯と勘違いする人のほうが、

正解者よりも多いという結果がでています。

 

さらに、痛みが激しくなると

上下で痛みの場所を間違えることもあります。

 

これは上あごの神経と下あごの神経が

脳に向かう途中で合流するためで、

強い痛みの信号が送られると情報が混ざり合い、

正確な場所が判別できなくなってしまいます。

 

 

 

その結果、原因は下の歯なのに、

「上の歯がズキズキ痛む」

と感じてしまうことも少なくありません。

 

 

 

 

◆自己判断に頼らず、まずは詳しい検査から

 

痛みの原因が不明確なままの治療だと、

健康な歯を無駄に削ってしまうことにも

なりかねません。

 

そのため、歯科医師はすぐに治療に入らず、

まずは「痛みの発信源」を

突き止めることに全力を注ぎます。

 

 

 

 

「早く治してほしいのに…」

ともどかしく感じるかもしれませんが、

一連の検査は大切な歯を守るために

必要なプロセスです。

 

また、

「どこが痛いかうまく説明できない」

という場合でも、

原因の場所を一緒に探していきますので、

安心してご来院ください。

 

 

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保険でできる白いつめもの「CR(コンポジットレジン)」とは?

 

 

12月は古くから「師走」と呼ばれますが、
これはお坊さんが走り回るほど忙しくなることが
由来のひとつとされています。

 

年末に向けて公私の予定も重なり、
私たちも何かと慌ただしく感じる季節です。

 

忙しい合間を縫って、
「今年のうちにむし歯を治しておきたい」
と考えている方も多いのではないでしょうか。

 

実は、むし歯治療において
見た目を損なわず、
歯の負担も小さく済む方法があります。

 

 

 

 

◆白くて自然!
 CR(コンポジットレジン)とは

 

むし歯は治したいけれど、
「治療のあとが目立ってしまうのはちょっと…」
と気にされる方は少なくありません。

 

このようなお悩みに応えるのが、
自然な見た目に仕上がる
「CR(コンポジットレジン)」
というつめものです。

 

CRは歯科治療用の白いプラスチック素材で、
保険診療でも広く用いられています。

 

最初はやわらかいペースト状ですが、
むし歯を削った部分につめて
特殊な光を当てると固まり、
歯にぴったりとなじんでいきます。

 

 

 

主に小さなむし歯
前歯のむし歯の治療に使用され、
治療のあとがほとんど目立たないのが特徴です。

 

 

 

 

◆見た目だけじゃない!
 歯の健康を守るCRの魅力

 

CRは「白くて自然な色合い」という点が
注目されがちですが、
実はそれ以上に大きなメリットがあります。

 

それは
「健康な歯をできるだけ削らずに残せる」
という点です。

 

例えば、金属のつめものの場合は、
外れないようにするために健康な部分も
ある程度削る必要があります。

 

一方で、CRは歯に直接接着するため、
むし歯の部分だけを削って
つめることが可能です。

 

 

 

一度削った歯は元には戻らないため、
削る量を抑えることで歯の強度を保ち、
寿命を延ばすことにもつながります。

 

そのほかに、歯の型取りが不要で
その日のうちに治療が完了できる手軽さも、
CRの嬉しいメリットです。

 

 

 

 

◆知っておきたいCRの注意点

 

短時間で治せて見た目もきれいなCRですが、
いくつか注意したい点もあります。

 

まず、金属やセラミックに比べると
強度が劣るため、大きなむし歯の治療や
強い力がかかる部位にはあまり適していません。

 

また、水分を吸収する性質があるため、
長く使っているうちに少しずつ変色や
段差が生じることがあります。

 

こうした特性と個々の歯の状態や
かみ合わせなどをもとに、
CRが適しているかを判断していきます。

 

 

 

 

◆最適な治療法をご案内します

 

CRは多くのメリットを持つ治療法ですが、
むし歯の大きさや部位によっては、
より強度のあるつめもの(金属・セラミック)が
適している場合もあります。

 

 

 

 

当院では、それぞれのつめものの
利点と欠点を丁寧にご説明し、
患者さんのご希望も伺いながら、
最適な治療法を一緒に考えていきます。

 

つめものについて気になることがあれば、
どうぞお気軽にご相談ください。

 

 

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その1本が歯の寿命を縮める!?喫煙と歯周病の関係

 

11月17日は肺がんへの理解と

予防意識を高めるために定められた

「肺がん撲滅デー」です。

 

肺がんの主な原因とされるタバコは、

全身のさまざまな病気のリスクを高めることが

知られています。

 

その影響は、お口の中の病気も

例外ではありません。

 

 

 

 

◆ヤニ汚れより怖い!

 タバコが奪う” 歯の寿命”

 

タバコによるお口トラブルといえば、

「ヤニ汚れ」「口臭」

イメージされる方も多いでしょう。

 

しかし、タバコの害で本当に怖いのは、

歯の寿命そのものを縮めてしまうことです。

 

ある調査では、70代の喫煙者は

非喫煙者よりも平均で約8.5本

歯が少ないという結果が報告されています。

 

 

 

その背景にあるのが、

歯を失う原因で最も多くの割合を占める

「歯周病」の存在です。

 

喫煙はこの歯周病の進行を早めるだけでなく、

歯周病治療の効果まで下げてしまいます。

 

この二重の悪影響によって、

タバコを吸う人ほど

歯を失うリスクが高まってしまうのです。

 

 

 

 

◆知らないうちに進む喫煙の”二重ダメージ”

 

タバコが歯周病の進行を早める主な原因は、

煙に含まれる3 つの有害物質

(ニコチン・一酸化炭素・タール)です。

 

・ニコチン:血流を悪化させ、歯ぐきを栄養不足にする

・一酸化炭素:体を酸素不足にして、歯ぐきの抵抗力を奪う

・タール(ヤニ):歯の表面にこびりつき、

歯周病菌がつきやすい環境をつくる

 

 

 

こうした影響が重なることで、

歯ぐきが本来持つ「細菌と戦う力」

「傷を治す力」が徐々に奪われていきます。

 

その結果、タバコを吸う人は

吸わない人に比べて

歯周病のリスクが約5.4 倍に上昇するほか、

治療の効果も半分程度まで

落ちることがわかっています。

 

さらに問題なのは、血流の悪化によって

歯ぐきの腫れや出血といった

歯周病特有のサインが出にくくなる点です。

 

そのため、喫煙者は自覚がないまま

歯周病が重症化してしまい、

やがて歯がぐらついたり、

抜けてしまったりするおそれがあります。

 

 

 

 

◆”禁煙”が無理でも諦めない!

 今からはじめる歯周病ケア

 

歯周病だけでなく、全身の健康のためにも

「禁煙」がベストの選択です。

 

とはいえ、

「わかっているけど、今すぐの禁煙は難しい」

という方も多いでしょう。

 

大切なのは、すぐに禁煙ができなくとも、

タバコのリスクを理解したうえで

今できる歯周病ケアを欠かさないことです。

 

 

 

 

ご家庭での丁寧なセルフケアと、

歯科医院での定期的なケアを継続しながら、

タバコの影響を少しずつ減らしていきましょう。

 

 

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歯を守れば脳も守れる!認知症対策はお口から

 

今年は秋の味覚であるサンマが大漁です。

 

サンマなどの青魚に多く含まれるDHAは

認知症予防にも役立つ可能性 があるとされ、

積極的に摂りたい栄養素のひとつです。

 

実は認知症には食事や生活習慣だけでなく、

お口の健康も深く関わっていることが

わかってきています。

 

 

 

 

◆歯が減ると記憶力が落ちる?

 ~歯の本数と認知症

 

年齢を重ねると歯の本数が減り、

これにより噛む力が弱まってしまいます。

 

噛む力が弱まると、食事や体調面だけでなく、

「認知症」の発症にも影響することが

多くの研究で示されています。

 

ある研究では、65歳以上で歯がほとんど残っておらず、

入れ歯も使っていない人は、

20本以上ある人に比べて認知症のリスクが

約1.9倍も高いという結果がでています。

 

 

 

「噛む」という行為は

単に食べものを細かくするだけでなく、

あごの筋肉を動かして

脳に刺激を届ける役割も担っています。

 

歯が減ってしっかり噛めなくなると、

脳への血流や刺激が減少し、

その働きが弱くなってしまうわけです。

 

 

 

 

◆歯周病は「アルツハイマー型認知症」の

 引き金に

 

近年は歯の本数だけでなく、

歯周病も認知症に

影響を与えることがわかってきました。

 

別の研究では、歯周病の人はそうでない人と比べて、

アルツハイマー型認知症のリスクが

約1.7倍も高いと報告されています。

 

アルツハイマー型認知症は、

脳に「アミロイドβ」という

老廃物のようなものが溜まり、

記憶力や判断力が低下していく病気です。

 

実は、歯周病菌が体に入り込むと、

アミロイドβが作られやすくなり、

認知症のリスクを高めるおそれがあるのです。

 

 

 

 

 

◆歯が20本あれば割引される保険商品も!?

 

こうした研究結果は、

医療以外の分野でも活用されはじめています。

 

最近では、ある生命保険会社が

70歳以上で歯が20本以上残っていれば

保険料を割り引く、という

認知症保険の商品を発売した例もあります。

 

このように、お口の健康と

将来の健康リスクのつながりが

より一層社会でも認識されてきています。

 

 

 

 

◆「人生100年時代」の今、できること

 

「いつまでも自分らしく元気に過ごしたい」

というのは多くの人に共通した願いであり、

その実現には”お口の健康”が欠かせません。

 

歯や歯ぐきを守ることは認知症のみならず、

糖尿病や心臓疾患、脳卒中の予防にも

役立つといわれています。

 

日々のセルフケアに加え、

定期的に歯科を受診してお口の環境を整えることは、

健康寿命を延ばす第一歩です。

 

 

 

 

未来の自分、そして大切な家族のためにも、

今日からできることを一緒にはじめていきましょう。

 

 

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子どもに多い!唇の裏の水ぶくれ、放置しても大丈夫?

 

 

9月頃からは新米が多く出回り始めます。

 

お米をよく噛むとだ液の分泌が促され、

消化・吸収がスムーズになるほか、

自然な甘みを感じることができます。

 

お米をよりおいしく味わうためにも、

日ごろからしっかり噛んで食べることを

意識したいですね。

 

ところで、この「だ液」ですが、

時折、お口の中や唇に水ぶくれのような症状

引き起こすことがあります。

 

 

 

 

◆唇や舌にできる水ぶくれ、その正体は?

 

お子さんのお口の中に

小さな水ぶくれのような膨らみが見つかると、

心配になり、慌てて受診をされるケースが

少なくありません。

 

このような唇や舌にできる

半透明の膨らみは

「粘液嚢胞(ねんえきのうほう)」の可能性があります。

 

 

 

粘液嚢胞とは、

お口を噛んだり傷つけたりすることで、

だ液を運ぶ細い管が詰まってしまい、

だ液の行き場がなくなって

水ぶくれのようになってしまうものです。

 

見た目ほど心配なものではありませんが、

自然に消えることは少なく、

繰り返しやすいのが特徴です。

 

 

 

 

◆痛みはなくても油断は禁物

 

粘液嚢胞は子どもに多くみられる

お口トラブルのひとつで、

舌の先や裏側、下唇にできやすく、

直径5~15mmと大きさもさまざまです。

 

ただし、中に溜まっているのはだ液なので、

基本的に痛みを伴うことはありません。

 

「つぶれると中のだ液が出て小さくなりますが、

「しばらくするとまた溜まって膨らんでくる…

というのを繰り返すのが、

この病気の厄介なところです。

 

 

 

つい自分でつぶしてしまいたくなりますが、

傷口に細菌が入り

炎症を引き起こすおそれもあるため、

気になっても無理に触らず安静を保ちましょう。

 

 

 

 

◆治療法と注意したいポイント

 

粘液嚢胞の多くは自然に治ることはなく、

効き目のある塗り薬や飲み薬もありません。

 

膨らみが小さいものであれば

経過を見守ることもありますが、

根本的に治すには、

原因となっている小さなだ液腺ごと

嚢胞をとり除く外科処置などが必要になります。

 

特に、舌の裏側のやわらかい部分に

大きく膨らんだ「ガマ腫」と呼ばれるタイプのものは、

放っておくと食事や発音に

支障が出ることもあるため、

早めの受診が安心です。

 

 

 

 

◆気になる症状は早めの相談を

 

粘液嚢胞のほとんどは良性ですが、

再発を繰り返したり大きくなったりする場合は

治療を検討する必要があります。

 

また、まれにですが

別の病気が隠れていることもあるため、

自己判断で放置するのは禁物です。

 

 

 

 

お口の中に気になる膨らみ・できものを見つけたら、

早めに歯科医院を受診しましょう。

 

 

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子どもを「歯医者嫌い」にさせない声かけ&接し方のコツ

 

 

8月に入り、夏も本番を迎えました。

 

夏休み中のお子さんは

けがや夏風邪に気をつけつつ、

楽しく過ごしてくださいね。

 

さて、この長い夏休み期間の間に、

お子さんの“歯医者デビュー”を考えているご家庭も

多いのではないでしょうか。

 

「歯医者=痛い、こわい」

といったイメージから、どうしても最初は

嫌がられてしまいがちです。

 

そこで今回は、

お子さんが少しでも安心して歯医者に通えるよう、

保護者の皆さまに心がけていただきたいポイントを

ご紹介します。

 

 

 

 

◆実は逆効果?こんな声がけに要注意!

 

お子さんによかれと思ってかけた一言が、

歯医者嫌いを助長することがあります。

 

無意識のうちに以下のような言葉を

言っていないか、チェックしてみましょう。

 

 

 

・「歯みがきしないと歯医者さんに連れて行くよ!」

歯みがきを嫌がられるとつい出てしまう言葉ですが、

「歯医者=罰を受ける場所」

とインプットされてしまうため、

歯医者は自分の健康を守ってくれる味方だと

伝えることが大切です。

 

・「お口を見るだけだよ」「痛いことはしないよ」

このような嘘で歯医者へ連れて行くと、

結果的にさらに嫌がられてしまいます。

治療のことは正直に伝え、

終わったあとはたくさん褒めてあげましょう。

 

・「みんな我慢しているよ!」「怖くないから!」

このような不安な気持ちを否定する言葉は、

かえって不安を強めてしまう可能性があります。

まずはお子さんの気持ちを理解し、

寄り添ってあげましょう。

 

 

 

 

◆ちょっとした工夫で通院がスムーズに

 

受診のタイミングや待合室での過ごし方など、

少し工夫するだけでも

お子さんの通院がスムーズになります。

 

ぜひ、以下を参考にしてみてください。

 

1.幼児の受診は「午前中」がベスト

眠気や空腹、疲れなどが重なるとぐずりやすくなります。

とくに小さなお子さんは、

体調や機嫌の良い午前中の受診がおすすめです。

 

2.動きやすく汗をかいても対応できる服装

小さなお子さんは、

処置を嫌がって泣いたり暴れたりすることもあります。

通気性の良い服を選び、

着替えも用意しておくと安心です。

 

3.待合室ではリラックス

待っている間は絵本を読んだり、

お気に入りのおもちゃで遊ばせたりして、

リラックスできる雰囲気をつくりましょう。

 

 

 

 

 

◆歯医者は子育ての強いパートナー

 

「泣いたらどうしよう」

「嫌がったら迷惑かも」

と、不安で受診をためらう保護者の方は

少なくありません。

 

しかし、私たちはただ治療をするだけではなく、

治療を通じてお子さんの成長や

気持ちに寄り添うことも

同様に大切な役割だと考えています。

 

 

 

 

お子さんの受診についてご心配なことがあれば、

まずはお気兼ねなくご相談ください。

 

 

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歯ぐきにできる硬いコブ「骨隆起」とは?

 

 

7月はスイカが旬の時期です。

 

スイカの種はとても硬く

噛むと違和感がありますが、

そのまま食べてしまっても

健康上は問題ないとされています。

 

実は、お口の中でも

硬いけれども体に害はない膨らみ

できることがあります。

 

 

 

 

◆これは病気?硬い膨らみの正体

 

「舌で歯ぐきをなんとなく触ってみたら、

硬いコブのようなものができていた」

という経験はありませんか。

 

このような歯ぐきにできる骨の膨らみを、

「骨隆起(こつりゅうき)」といいます。

 

 

 

骨隆起は、

主に下あごの内側(舌側)の小臼歯のあたりや、

上あごの内側の中央部によく見られます。

 

この骨の膨らみは急にできるものではなく、

長い年月をかけて

ゆっくりと大きくなっていくため、

「気づいたらいつの間にかできていた」

ということも少なくありません。

 

ふと気づいた異変に

「これってお口の病気?」

と不安になるかもしれませんが、

骨隆起はあごの骨の形が変化したもので、

基本的に体に害はありません。

 

 

 

 

◆骨隆起ができる原因

 

「なぜ、こんなふうに骨が盛り上がるの?」

と気になる方も多いと思いますが、

実は骨隆起のはっきりとした原因は

まだわかっていません。

 

今のところ、

「遺伝的な要因」「噛む力の刺激」などが

関係しているといわれています。

 

噛む力の要因として代表的なものが、

歯ぎしり・食いしばりです。

 

強い噛みしめが続くと、

その刺激にあごの骨が反応し、

少しずつ盛り上がると考えられています。

 

 

 

 

骨隆起そのものは病気ではないため

治療の必要はありませんが、

「入れ歯が当たって痛い」

「発音がしづらい」

など、日常生活に支障をきたす場合は、

外科的に取り除くこともあります。

 

 

 

 

◆違和感があれば歯科で状態の確認を

 

骨隆起そのものに問題はなくとも、

関連する症状には注意が必要です。

 

骨隆起が生じた部分は歯肉が薄いため、

硬い食べものによって傷つきやすく、

痛みを感じることがあります。

 

また、骨隆起の原因のひとつとされる

歯ぎしり・食いしばりは、

歯やあごの関節に強い負担がかかります。

 

放置すると深刻な影響を与えることもあるため、

専用のマウスピース(ナイトガード)などで

対策することが大切です。

 

 

 

 

そして、歯ぐきの膨らみは

骨隆起だけでなく、ほかの病変が

疑われることもあります。

 

お口の中の違和感や痛み、

見た目の変化がご心配な方は

お気兼ねなく当院へご相談ください。

 

 

小倉歯科診療所
〒770-0047 徳島県徳島市名東町1-240-1
TEL:088-633-2388
URL:http://www.ogura-dental.com/
Googleマップ:https://g.page/r/CdEBUJcZ-N_xEAE

 

歯並びや呼吸にも影響する!?舌の正しいポジションとは

 

 
6月5日は環境問題への取り組みを広げる日、

世界環境デーです。

 

日本では「環境の日」として定められており、

私たちもまずは身近な環境問題から

少しずつでも意識的な取り組みを

心がけたいですね。

 

身の回りの環境と同じく、

お口の環境においても

意識を向けてみてほしいことがあります。

 

それが、舌の位置です。

 

 

 

 

◆舌の正しい位置はどこ?

 

普段、私たちは自分の舌が

どこにあるのかをほとんど意識していません。

 

しかし、舌には

”本来あるべき位置”が存在します。

その位置とは上の前歯の裏側のやや上、

「スポット」と呼ばれるポイントです。

 

舌は何もしていないときに、

先端がこの位置にあるのが

自然な状態とされています。

 

ところが近年は、

舌の先端がこのスポットより低い位置にある

「低位舌(ていいぜつ)」の方が増えています。

 

 

 

低位舌は放置すると、

さまざまな不調やトラブルの

原因になることが知られています。

 

 

 

 

◆舌の位置が呼吸に与える影響

 

低位舌による不調のひとつに挙げられるのが、

呼吸への影響です。

 

人間の呼吸は「鼻呼吸」が正常ですが、

舌が下がっていると口が開きやすくなるため

「口呼吸」になりがちです。

 

「息をするなら鼻でも口でも

どちらでもいいのでは?」

と思われるかもしれませんが、

実は口呼吸にはさまざまな問題があります。

 

口呼吸によって口が乾くと、

だ液の自浄作用が弱まり、

むし歯や歯周病、口臭のリスクが高まります。

 

さらに、鼻には細菌やウイルス、

アレルゲンなどをブロックする

「フィルター機能」が備わっていますが、

口呼吸ではこの役割が十分に機能しなくなります。

 

そのため、風邪やインフルエンザなどの感染症や、

アレルギー症状のリスクが高まる可能性があります。

 

 

 

 

 

◆まだまだある!低位舌のリスク

 

低位舌は呼吸のほかにも、

次のようなリスクが指摘されています。

 

(1)歯並び・かみ合わせの乱れ

低位舌になると、舌が上あごを押し広げる力が

うまく働きません。

そのため、上あごが狭いまま成長してしまい、

歯が並ぶスペースが足りなくなったり、

「受け口」になったりすることがあります。

 

(2)姿勢や全身のバランスの影響

低位舌が原因で口呼吸になると、

空気が通る「気道」も狭くなってしまいます。

そのため、十分な呼吸を確保しようと

無意識に頭を前に傾けたり、

上向きにしたりする姿勢になりやすく、

これが猫背や肩こり、腰痛などの

一因になることがあります。

 

(3)睡眠の質の低下

低位舌の人は舌の筋力がもともと弱いため、

眠っている間に舌がのどの奥のほうへ

下がりやすくなります。

その結果、舌が気道をふさいでしまい、

「いびき」「睡眠時無呼吸症候群」

引き起こすことがあります。

 

 

 

 

 

◆あなたは大丈夫?

舌の位置のセルフチェック

 

次のような場面で

舌の先端が下の前歯に当たっていたり、

上下の前歯の間に挟まっていたりする場合は、

低位舌の可能性があります。

 

・何かに夢中になっているとき

・普通に口を閉じているとき

・「タ行」の言葉を発音するとき

・食べ物や飲み物を飲み込むとき

 

低位舌は放置すると、

さまざまな不調の原因になるため、

早めの改善が大切です。

 

お心当たりがある場合は、

早めの受診を心がけましょう。

 

 

 

小倉歯科診療所
〒770-0047 徳島県徳島市名東町1-240-1
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