今年も一年ありがとうございました

今年は皆さまにとってどのような年でしたか?にこにこスマイル、美味しい食事…。そんな楽しい光景が浮かぶ一年だったでしょうか。もし私たち歯科医院がその一翼を担っていられたならこんなにうれしいことはありません。今年も一年ありがとうございました。

歯周病予防で同時にメタボ解消!(2)

近年、口腔内の小さな傷から血管内に入り込んだ歯周病菌が、さまざまな全身疾患に関係していることがわかってきました。

 

その中にはメタボのリスクとしてあげた心・脳血管疾患や糖尿病なども含まれます。糖尿病が歯周病を悪化させ、さらにその歯周病が糖尿病を悪化させる…という負のスパイラルがあることや、動脈硬化をおこしている血管から歯周病菌が見つかった、という報告もされています。

 

正しい食生活を心がけることに加え、メタボには適度な運動、ストレスの解消。歯周病には毎日の歯磨きと歯科でのメンテナンスが大切です。普段の習慣をほんの少しだけ見直してみませんか?

 

歯周病予防で同時にメタボ解消!(1)

実は歯周病を予防することはメタボを防ぐことにもつながります!

その方法は実に単純明快。「良く噛んで食べること!」よく噛むと唾液がたくさん出て、食べカスが歯につきにくくなり、歯周病予防になります。さらに、良く噛むことによって脳内の「満腹中枢を刺激してエネルギーを消費させる物質(神経ヒスタミン)」が活性化されメタボの予防に!よく「ひと口につき30回噛みましょう」といいますが、これはきちんと意味があるのですね。

メタボの怖さ

「最近おなかが出てきちゃって…」と、

鏡を見てはため息をついている方も多いのではないでしょうか。メタボリックシンドローム(以下メタボ)の判断規準はきちんと決まっており、日本では以下の通りとなっています。

 

ウエスト周囲経が

男性 85cm

女性 90cm

を越え、かつ高血糖、高血圧、脂質異常(高脂血症)

のうち2つ以上が当てはまる場合

 

メタボを放っておくと、動脈硬化が進んで血流が悪くなり脳血管疾患・心血管疾患・糖尿病など、命にかかわる病気のリスクが高まります。実際に、肥満・高血圧・糖尿病・脂質異常症(高脂血症)のうちいずれかひとつを持つ方は、何も持たない方に比べて心疾患になる危険性が約5倍であり、3~4つ持つ方は、その危険性が約36倍にも跳ね上がるという研究結果があります。

クリスマスリース

毎年12月になるとお店や家庭の玄関などに華やかなクリスマスリースが飾られますね。今や年末の定番の光景ですが、そもそもクリスマスリースにはどんな意味が込められているかご存知ですか?

 

実はリースの材料として使われるものにそのヒントが隠されています。例えば、冬でも青々とし、殺菌・抗菌作用もある常緑樹の葉は「魔よけ・生命力の象徴」。姫りんごや松ぼっくり、ぶどうなどは「豊作祈願」。他にも、柊の赤い実やベル、リボンなどにもちゃんと意味があるそうです。また、「新年の幸福」を願う意味合いもあり、日本のお正月のしめ縄のような役割もあるらしいです。