酸蝕症による症状
□歯がしみる(知覚過敏)
□歯に厚みがなくなる・先端が欠ける
□つめものと歯の間に隙間ができる
□歯のかみ合わせの山が平らになる
気づきにくい酸蝕症
酸蝕症はむし歯のように一本だけ進行するのではなく、広い範囲で少しずつ進行するケースが多いです。なかなか気づきにくいので、「酸蝕症による症状」をご覧いただき、もし該当するものがあれば、進行する前に早めにご相談ください。
歯を溶かす飲食物
食品
〇オレンジ 〇いちご 〇パイン 〇ドレッシング
〇レモン 〇グレープフルーツ 〇梅干し 〇りんご
飲料
〇梅酒 〇ワイン 〇栄養ドリンク
〇コーラ 〇黒酢 〇スポーツ飲料
酸蝕症の予防法
上にある飲食物を過剰に摂取したり、だらだら飲んだり食べたりするのを
控えましょう。また摂取した後はうがいしたり、水やお茶を飲んだりして
洗い流しましょう。
左にある飲食物を過剰に摂取したり、だらだら飲んだり食べたりするのを控えましょう。また、摂取したあとは、うがいをしたり、水やお茶を飲んだりして洗い流しましょう。
暑い日には、冷た~い飲み物が欲しくなりますよね。でも、暑いからといって頻繁に「炭酸飲料」や「スポーツドリンク」を飲みすぎるのはおすすめできません。なぜなら、酸性度の高い飲み物を飲み続けると「歯を溶かしてしまう」恐れがあるからです。
歯は酸に非常に弱く、摂取し続けると写真のように歯が溶けてしまいます。これを酸蝕症といいます(むし歯とは違うものです)。酸性度の高い飲み物だけでなく、酸性度の高い食べ物も摂取し続けると酸蝕症の原因となります。特に夏は炭酸飲料やスポーツドリンクなどを飲む機会が多いので、十分注意が必要です。
また、逆流性食道炎などによる嘔吐(おうと)での胃酸も酸蝕症の原因になります。
台風も過ぎ去り、徳島ではまた暑い日が続いていますので、外出の際は強い日差しへの警戒を怠らず、脱水には特に用心して下さいね。さて、私たちには厳しい夏の日差しですが、この時期に咲く花達にとってはむしろ、太陽の恵みといえるのでしょう。その可憐でありながらたくましい姿が励みになります。
ところで、アキノキリンソウという花をご存知ですか?昔は水田の周りやため池の土手に多く見られた花で、ふさ状の黄色い花をたくさん咲かせます。
名前には秋とありますが8月から開花する花で、花言葉は「警戒」、「用心」、「励まし」、そして「予防」だそうです。
8月といえば夏本番。歯の健康を損なっていてはおいしくいただけない、ひんやりとした食べ物が恋しくなる時期でもあります。むし歯の治療はもちろんのこと、予防についても小倉歯科診療所におまかせ下さい。