夏バテが引き起こすお口のリスクとは? (2)

口臭の原因にもなります!

 

くさぁい口臭。この臭いの原因の一つが、「舌苔(ぜったい)」と呼ばれる、舌の上にこびりついた白や黄色に見える苔状のもの。この「舌苔」は実は舌からはがれた細胞や、食べかす、そして細菌などが混ざったもの。

 

夏バテで免疫力が落ち、だ液が減ってしまうと自浄作用が低下し、この舌苔がどんどん増え、口臭を引き起こすことになります。なお、舌苔は専用のクリーナーを使うことで減らすことができますが、口臭は歯周病菌などが原因の場合もありますので、気になる方はお気兼ねなくご相談ください。

夏バテが引き起こすお口のリスクとは? (1)

歯周病が悪化!むし歯のリスクも!   歯周病やむし歯は、お口の中の細菌が引き起こす病気。夏バテになり免疫力が下がってしまうと、細菌がどんどん増えてしまいます。また、「だ液」には細菌を洗い流してくれる重要な役割がありますが、夏バテで食事の回数や量が減ったり、水分不足になると、だ液がしっかり分泌されなくなり、これもまた細菌を増やす原因になります。   歯周病は最後には歯が抜けてしまう恐ろしい病気。夏バテになると細菌が増えて気づかないうちに歯周病が進行してしまうかも…。もちろん、細菌が増えればむし歯のリスクも高くなります。

体感時間!?

夏本番!7月になりましたね。学生さん達はお待ちかねの夏休みですね。子供の頃はとても長く感じていた1ヶ月ですが、同じ1ヶ月でも大人になると「あっという間に過ぎた」と感じることが多くありませんか?これはもちろん本当に時間が早くなったわけではなく、「体感時間」が変わったからです。

 

これは「ジャネーの法則」で説明されている現象で「50歳にとっての1年は人生の50分の1だが、5歳には5分の1。よって、50歳の10年は5歳の1年にあたる」といわれています。つまり5歳の1日は50歳の10日分。これでは早くなったと感じるのは当たり前ですね!

 

その他にも「生活に新鮮味がなくなる」ことも時間が早く感じる理由のひとつだそうです。美味しい食事と健康的な生活で、いくつになっても毎日が新鮮!と感じる元気な日々を過ごしたいですね。