抜歯したまま放置してはいけない4つの理由その(4)

治療が困難。費用もかかる

歯が動いてしまってから治療を行おうとしても、すでにブリッジなどの治療が出来ない状態になっていることもあります。この場合、元に戻すには噛み合わせ調整や矯正治療を必要とするなど、治療期間や費用が余計にかかってしまうこともあります。

抜歯したまま放置してはいけない4つの理由その(2)

見た目が変わってしまう

歯が移動すると噛み合わせがおかしくなり、片方だけで噛むなど、様々な癖がついてしまいます。すると、抜けた部分の見た目だけでなく、顔全体までゆがんでしまったり、口の周りのシワが増える原因にもなります。

抜歯したまま放置してはいけない4つの理由(その1)

歯を抜いたけど、見た目もおかしくないし食事もできるからそのままで平気?

もしそんな考えでブリッジや入れ歯をせず、抜歯した部分をそのまま放置してしまうと、想像以上に大変なことになります。意外かもしれませんが、1本でも歯がなくなると、両隣の歯が傾いたり、噛み合っていた向かい合う歯が伸びてきたりと、ほんの短期間でたくさんの歯が動いてしまいます。

実はこうして歯が動いてしまうことが、お口の中はもちろん、体全体にも悪影響を及ぼすことになります。

むし歯や歯周病になる

抜歯をしたところは隙間などに食べカスが詰まりやすくなり、また歯ブラシも届きにくくなります。すると、細菌がどんどん繁殖し、むし歯や歯周病を引き起こす原因になります。

口臭のほとんどはお口の中の◎◎が原因です(その2)

「むし歯」「歯周病」と口臭

むし歯になると、歯に穴が空き、そこにプラークが溜まります。また、歯周病になると歯周ポケットの中にプラークが溜まります。プラークは細菌のかたまりです。むし歯・歯周病を放置すると、細菌は繁殖する一方。どんどん口臭もひどくなります。これを抑えるには、治療以外に方法はありません。

 

「舌苔(ぜったい)」と口臭

舌の上に細菌が繁殖して苔のようなもの(舌苔)ができることがあります。これももちろん口臭の原因です。専用のクリーナーもありますが、取り除くのに注意が必要な場合もあるので、まずはご相談ください

 

病気と口臭は、とても密接な関係があります。これら以外の原因もありますので、気になる場合はお気兼ねなく早めにご相談ください。

9月は防災月間です

避難訓練を行う学校や職場などもあるかと思いますが、みなさんの「防災バッグ」にはお口のケア用品は入っていますか?特に高齢者はお口の中が不衛生になると誤嚥性肺炎を起こしやすく、命の危険を伴います。ぜひ歯ブラシや液体歯磨き等もバッグに入れておいてくださいね。

口臭のほとんどはお口の中の◎◎が原因です(その1)

ある調査によれば、女性が歯を磨くのは「予防のため」ではなく「口臭が気になるから」という方が多いのだとか。一方、「上司の身だしなみで気になること」に関するアンケートでも、約9割の女性が「口臭・体臭」と答えています。

 

とても関心の高い口臭ですが、ほとんどは「むし歯」や「歯周病」、そしてそれらを引き起こす「細菌」が原因。成人の8割が歯周病だと言われますから、「自分が気づかぬ間に口臭が…」ということもあるかもしれません。

 

食事をしてほうっておくと、「プラーク(歯垢)」ができます。これはただの食べかすではなく細菌が繁殖したもので、その数は1mg中に数十億個ともいわれます。細菌はタンパク質を分解しますが、これは食べ物が腐るのと同じようなこと。つまり、大量の細菌が口の中で腐敗臭を放つわけですから、臭うのも無理ないですね。

だいぶ暑さがやわらいできました

ここ、徳島市名東町もだいぶ暑さがやわらいできました。9月27日は十五夜。高い空に輝くお月様を眺めると「秋が来たなぁ…」と実感しますね。十五夜(=旧暦8月15日)の月は「中秋の名月」ともいわれ、美しい「満月」を想像される方も多いと思います。しかし、必ずしも十五夜が満月であるとは限らず、1日・2日ずれている事があるそうです。実は、今年も満月は28日なんだとか。

ところで、お月見といえばお団子とススキですが、なぜススキをお供えするのかご存知ですか?本来、十五夜のお月見は秋の収穫を神に感謝し、来年の豊穣を祈念するために行われていました。しかし、十五夜の時期は稲刈りが終わっているため、稲穂に似たススキを代用したのだそうです。