お口の悪習慣 (2)

歯を守るために今すぐストップ!

 

③袋を開ける、糸を切る、氷を食べる

歯は硬くて丈夫だから」と、無理な使い方をしてはいけません。開けにくい袋を開ける、洋服のタグなどの糸を切る、氷をガリガリ食べるなど、こうした行為は確実に歯を痛めます。もし折れたり欠けたりしたら、歯の寿命が一気に短くなってしまいます。歯は一生使う大事なもの。硬いものに無理に使うのは絶対にやめてください。

 

④歯磨きした後のお茶、コーヒー

お茶やコーヒーはとても着色しやすい食品です。特に、歯磨き粉を使用した直後にこれらを飲んでそのまま眠ってしまうと、歯に着色してしまう可能性があります!これは、歯の一番外側をおおっている「エナメル質」が、一時的に研磨剤で荒れてしまうからです。歯磨きの後はお水にしておきましょう。

お口の悪習慣 (1)

歯を守るために今すぐストップ!

 

①力を入れてゴシゴシ歯磨き

力を入れて歯ブラシを歯に押し付けてしまうと、毛先が曲がり十分にプラークを落とすことができません。歯磨きは「歯ブラシの毛先を軽く当ててやさしく小刻みに」がコツ。また、力を入れて磨くと歯の表面が傷つき、着色しやすくなります。さらには歯ぐきも痛めてしまうので、力の入れ過ぎは全く良いことがありません。

 

②つまようじを使う

食べ物が歯に詰まると、つい使いたくなる「つまようじ」。しかし!加齢とともに歯ぐきが下がってくると、歯の軟らかい部分(象牙質)が露出しやすくなり、ここを傷つけてむし歯になってしまうことがあります。もちろん、歯ぐきを傷つける危険もありますので、歯と歯の間は「歯間ブラシ」や「フロス」を使うことをおすすめします。

今年も暑い夏がやってきます

7月になり、本格的な夏がやってきます。

 

日本では2005年に「クールビズ」が導入されて10年あまり、今では企業等の各所ですっかり定着した感があります。ノージャケット・ノーネクタイといったスタイルに変えると、体感温度が2℃下がると言われますが、首元がネクタイから解放されるだけでも、涼しさを感じるのは容易に想像できますね。最近では洋服や寝具などにも冷感素材や通気性の良い素材などで出来ているものがたくさんありますので、うまく活用しましょう。

 

近年、亜熱帯化しつつあると言われる日本。私たちも地球にやさしい暮らしをしたいものです。しかし、そのために無理をして熱中症になってしまっては本末転倒。適切なエアコンの利用、十分な水分・塩分補給を意識して、暑い夏、くれぐれもご自愛ください。