夏休み!子供のむし歯注意報 (3)

ルール3 歯科医院に行く

 

そして最後のルールは夏休み中に一度は歯科医院に来ていただくことです。むし歯は痛みだす前に発見できれば、軽い処置で済みます。反対に、痛みが出てからでは神経をとるなど治療も大変になり、さらには歯の寿命も短くなってしまいます。もちろん、フッ素を歯に塗るなどの予防処置も行っています。

 

夏休み明けに痛~いむし歯で歯科医院通い…とならないよう、3つのルールで歯を守ってくださいね。

夏休み!子供のむし歯注意報 (2)

ルール2 キシリトールガムで唾液を出す

 

だ液は歯の修復をしてくれるとても大切なもの。そこで、ガムを噛んでだ液を出せば、それだけ歯の修復力が高まり、さらに口内の細菌を洗い流してくれたりもします。しかし!普通のガムでは糖分が入っているので、逆効果です。

 

そこでオススメなのが、キシリトールガム。キシリトールには甘みはありますが、糖分は含まれていません。それどころか、なんとむし歯菌を弱らせる効果も持っています!だ液の効果と合わせて一石二鳥ですね!

夏休み!子供のむし歯注意報 (1)

普段は規則正しく、学校で決められた時間に給食を食べている子供たち。しかし、夏休みは家で過ごす時間が多く、食習慣が乱れがち。そんな子供たちの歯を守るための3つのルールをご紹介します。

 

ルール1 ダラダラおやつを控える

 

むし歯菌は「糖分」を与えると酸を出し、歯を溶かします。この現象は「脱灰(だっかい)」と呼ばれ、この脱灰が進むとやがてはむし歯となります。実は、これを防いでくれているのが「だ液」です。だ液は、溶けた歯にミネラルなどを補い、歯を再生してくれています。これを「再石灰化」といいます。

 

しかし、再石灰化には「時間がかかる」という弱点があります。つまり、食事後にだ液の力で再石灰化をしようとしている所にアイス(糖分)を食べる…ということを繰り返していると、脱灰ばかりが続き、むし歯になってしまいます。食べる量よりも、間食が多いほうがむし歯になりやすいのです!夏休みは不規則に間食をしがち。毎食後、きちんと歯を磨いて「ダラダラおやつ」を控えることがむし歯予防の第一のルールです。

 

 

 

8月11日は「山の日」

今年から8月11日は「山の日」。お盆休みとあわせて例年より長くゆったりしたお休みを取れる方も多いのでは?山や海、帰省に旅行、はたまた近場でのんびり・・・。色々と夏の計画を立てていらっしゃると思います。すてきな夏の思い出ができますように。

よく食べ、よく遊び、よく寝て、元気いっぱいな夏を過ごしましょう!

暑い日が続いています

暑い日が続きますが、エアコンの効いた部屋で一日中過ごしていませんか?近年、汗をかく機会が減って汗腺の機能が衰え、汗をかきにくい人が増えています。汗は体内の熱を放出する役割があります。比較的涼しい午前中はエアコンの使用を控えたり、設定温度を上げたりして、適度に汗をかくようにしてくださいね。ただし、「エアコン嫌い」で熱中症になる方も多数いらっしゃいますので、そちらも十分にご注意ください。