ー2千年の眠りから覚めた花ー

こんにちは。小倉歯科診療所です。

 

早くも夏本番を思わせる気温の高い日が続きますね。みなさまお変わりありませんでしょうか。

 

image6

 

こちらは鳴門市島田島に咲き誇る古代ハスです。

 

image1

古代ハスの正式名称は「大賀ハス」といいます。

昭和26年に千葉市の東京大学農学部検見川厚生農場で種が見つかりました。

 

ハス博士と言われた故「大賀一郎」博士が縄文時代に咲いていた古代ハスの種3粒を発見し、そのうちの1粒の開花に成功したものです。

 

2千年以上前の品種で悠久の時を超えて開花したことから、生命力と神秘性を持った花として珍重されています。

 

image4

 

その古代ハスを小松島の宮城さんが千葉県から貰い受け大事に育てていたものを鳴門に植え付けを行いました。

 

image2

 

徳島新聞、朝日新聞、読売新聞の各記事より。

 

 

 

小倉歯科診療所
〒770-0047 徳島県徳島市名東町1-240-1
TEL:088-633-2388
URL:http://www.ogura-dental.com/
Googleマップ:https://g.page/r/CdEBUJcZ-N_xEAE

歯ごたえは歯で感じていない!?歯根膜の役割とは

 

7月といえば、夏野菜が旬を迎える時期ですね。

 

夏野菜のなかでも、

きゅうりは汗をかきやすい夏にぴったり。

約95%を水分が占めているので、

食べれば水分補給もできる食材です。

 

そんなきゅうりの魅力は、

ポリポリとした歯ごたえ!

この歯ごたえを感じるためには、

お口の「ある組織」が深く関わっています。

 

 

 

 

◆歯ごたえを感じているのはどこ?

 

歯ごたえを感じているのは歯ではありません。

では、どこで歯ごたえを感じているのでしょうか?

歯ぐき?歯の神経?あごの骨?

実は…

このなかのどれでもありません。

 

歯ごたえは「歯根膜(しこんまく)」という

歯とあごの骨をつなぐ組織で感じ取っています。

 

 

 

 

 

◆0.3mmにある大切な役割

 

歯根膜の厚さは、なんと

たったの0.3mmほどしかありません。

 

とても薄い歯根膜ですが、

実は大切な役割があります。

それが「クッション」と「センサー」の役割です。

 

食べものを噛むとき、

歯にはとても強い力がかかっています。

歯根膜はその力をクッションのように

吸収・分散し、歯や骨を保護してくれています。

かたいものをガリッと噛んでしまっても

歯や周りの骨が無事なのは、歯根膜があってこそ!

 

 

また、歯根膜はセンサーの役割も担っており、

噛んだ時の「かたさ」や「感触」といった

微妙な刺激は、歯根膜が脳に伝えています。

そのおかげで、私たちは歯ごたえを感じられるのです。

 

 

他にも、食品のかたさに応じて

噛む力を調節することにも歯根膜は役立っています。

 

きゅうりのポリポリとした食感や

天ぷらのサクッとした食感を楽しめるのも

歯根膜があるおかげなのです。

 

 

 

 

 

◆歯根膜は一度失うと戻らない!

 

歯根膜は歯が抜けると

一緒にとれてしまいます。

 

たとえ、入れ歯やインプラントで

抜けた歯を補ったとしても、

歯根膜が元に戻ることはありません。

 

 

つまり、一度でも歯根膜を失ってしまうと、

ごはんを食べたときの食感も

一緒に失われてしまうのです。

 

 

 

 

そんな歯根膜を失わないために、

まずは自分自身の歯を守る必要があります。

 

「むし歯」や「歯周病」にならないために、

定期的に歯科医院でプロのクリーニングを受けて

きれいなお口を維持しましょう!

 

 

 

.:*:’゜.:*:’゜.:*:’゜.:*:・’゜.:*:・’゜.:*:・’゜ 

小倉歯科診療所
〒770-0047 徳島県徳島市名東町1-240-1
TEL:088-633-2388
URL:http://www.ogura-dental.com/
Googleマップ:https://g.page/r/CdEBUJcZ-N_xEAE