つめもの・かぶせものが外れる! その寿命と原因は?

 
8月はエアコンが最も活躍する季節です。

 

毎日使っていると、

つい「まだまだ大丈夫」と思いがちですが、

実際には内部で少しずつ劣化が進み、

10年程度で寿命が来るといわれています。

 

これはお口の中のつめもの・かぶせものも同じで、

長く使い続けるにつれて、

見た目では気づきにくい劣化や環境の変化が

少しずつ積み重なっていきます。

 

 

 

 

◆つめもの・かぶせものは

「一生もの」じゃない?

 

つめもの・かぶせもの(修復物)の治療を終えると、

「これで完治したから大丈夫」

と思われがちですが、

実はこれらの修復物にも寿命があります。

 

はじめは歯にぴったりと合っていた修復物も、

お口の中という過酷な環境で毎日使い続けるうちに、

少しずつ劣化が進んでいくのは避けられません。

 

 

 

修復物の素材や噛みぐせ、

お口のケア状況にもよりますが、

ある調査では、保険診療で作られた修復物は

おおよそ7年から10年程度が

作り替えのひとつの目安、

という見解が示されています。

 

 

 

 

◆つめもの・かぶせものが外れる主な原因

 

つめもの・かぶせものが外れる原因として、

主に次の3つが挙げられます。

 

1.接着力が弱くなる

歯と修復物をつなぐ接着剤(セメント)は、

噛む力やだ液にさらされて

少しずつ劣化していきます。

 

これにより、歯と修復物の間に

わずかなすき間が生じることがあります。

 

このすき間が広がることで

固定する力が弱まり、

ふとした拍子に外れてしまうことも。

 

 

 

硬い、あるいは粘着性の強い食べものには

注意が必要です。

 

2.修復物の下の「二次むし歯」

修復物と歯のわずかなすき間から細菌が入り込み、

修復物の下でむし歯ができることがあります。

これを「二次むし歯」といいます。

 

このむし歯が進行すると、

修復物を支えている歯が弱くなり、

やがて外れる原因になることがあります。

 

3.歯ぎしり・食いしばりによる強い力

睡眠中の歯ぎしり

無意識の食いしばりも原因の1つです。

 

歯や修復物に強い力が繰り返し加わることで、

修復物が外れたり欠けたりします。

 

 

 

 

◆「取れたまま放置」はNG!

早めに歯科医院へ

 

つめものやかぶせものが外れても、

痛みがないと通院をつい後回しにしがちです。

 

しかし、つめもの・かぶせものが外れると、

本来守られていた歯がむき出しの状態に。

 

この部分は歯質が弱く、

むし歯になりやすいため、

むし歯が進行したり、

歯が欠けてかみ合わせが崩れたりするおそれがあります。

 

このとき、外れた修復物は、

そのまま付け直せる場合もあるため、

捨てずに保管し、受診時にお持ちください。

 

 

 

 

また、修復物の劣化は、

ご自身では気づきにくいことも

少なくありません。

 

大きなトラブルを防ぐためにも

定期的に歯科を受診し、

修復物の状態を確認しておきましょう。

 

 

小倉歯科診療所
〒770-0047 徳島県徳島市名東町1-240-1
TEL:088-633-2388
URL:http://www.ogura-dental.com/
Googleマップ:https://g.page/r/CdEBUJcZ-N_xEAE

 

歯ぐきが下がったら要注意!大人に多い根元むし歯

7月12日は「人間ドックの日」です。

 

もともとは船を点検・修理する「ドック」

由来するといわれており、

数多くの検査項目で健康上のリスクがないか、

評価するものです。

 

私たちは普段の生活で自覚症状がないと

「健康だ」と思いがちですが、

気づかないうちに病気が

進行してしまっていることもあります。

 

実は、お口の中にも

同じような気づきにくい変化が

隠れていることがあります。

 

 

 

 

◆進行に気づきにくい!

大人の根元むし歯

 

子どもの頃にむし歯で痛い思いをして、

毎日のケアに励んでいるという方も多いでしょう。

 

しかし、大人のむし歯は、

子どもの頃とタイプが少し異なるため

注意が必要です。

 

若い世代では

歯の「頭の部分(歯冠)」にできるむし歯が

多いのに対し、

大人で増えてくるのが

「根元むし歯」です。

 

中高年以降になると、

加齢や歯周病によって歯ぐきが下がり、

本来は隠れているはずの

根元が露出しやすくなります。

 

歯の根元は、もともと歯ぐきに守られた

むし歯になりやすい部分のため、

表面に現れるとむし歯になりやすく、

しかも、自身で気づかないうちに進行していきます。

 

 

 

ある調査では、

70代の約65%、

80代の約70%

に根元むし歯がみられたという報告もあり、

年齢を重ねるほど身近なリスクとなっています。

 

さらに、根元むし歯には

ほかのむし歯にはない、

とても厄介な特徴があります。

 

 

 

 

◆自覚症状が出にくい?

根元むし歯が「厄介」な理由

 

根元むし歯には、

若い頃のむし歯にはない

厄介な3つの特徴があります。

 

1つ目は自覚症状が少なく、

発見が遅れがちなこと。

 

痛みやしみる感覚がほとんどなく、

鏡でも見えにくい場所にできるため、

気づいたときには深く進行していることも

少なくありません。

 

2つ目は進行スピードの速さです。

 

歯の根元にはエナメル質がなく、

やわらかい象牙質がむき出しのため、

一度むし歯になると一気に広がってしまいます。

 

3つ目は再発のしやすさです。

 

歯肉が下がって露出した歯の根元、

特にすき間は歯ブラシが届きにくく

汚れも溜まりやすいため、

治療した周囲から再びむし歯が

広がってしまうことがあります。

 

 

 

 

 

◆「歯が長くなった?」

と感じたら早めに歯科医院へ

 

無自覚のまま根元むし歯が進んでしまうと、

最後には歯が根元から

ポキッと折れてしまうことがあります。

 

根元が細くなった大木が、

自分の重みに耐えきれず倒れてしまう。

 

それと同じことが、

お口の中でも起こりかねません。

 

そうならないためにも、

中高年以降は根元むし歯への

警戒が欠かせません。

 

特に、

「最近、歯が長くなってきたかも」

と感じたら要注意です。

 

それは歯ぐきが下がりはじめ、

根元むし歯のリスクが高まってきた

サインの可能性があります。

 

 

 

 

歯の根元は

歯の表面よりもむし歯になりやすく、

これまでの磨き方では

守りきれないこともあります。

 

手遅れになる前に、

ご自身にぴったりのケア方法を

一緒に見つけていきましょう。

 

 

小倉歯科診療所
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見逃していませんか?自分や家族のお口の機能低下のサイン

 

6月は紫陽花(あじさい)の季節です。

 

別名で「七変化」とも呼ばれ、

その色合いは日々移り変わっていきます。

 

この時期ならではの色の変化を

見逃さずに楽しんで、

季節の移ろいを感じたいものですね。

 

さて、見逃したくないのは

お口の状態の変化も同じです。

 

小さな変化を見過ごすことで、

やがて生活に大きな支障が

出てしまうことがあります。

 

 

 

 

◆「むせる・こぼす」が続いたら注意!

お口の機能低下が招くリスク

 

「最近むせやすくなった」

「食べこぼしが増えた」

「滑舌が悪くなった気がする」

といった変化を、

多くの人が「年のせい」と見過ごしがちです。

 

しかし、「仕方がない」と

そのままにしてしまうと、

やがて思わぬリスクにつながっていきます。

 

実は、「むせる・こぼす」といった症状は、

お口の機能の低下を知らせる最初のサインです。

 

ここからさらにお口の働きが弱まると、

次第に食べられるものが限られていき、

栄養不足や体重の減少を招いて

やがて全身の衰弱(フレイル)につながります。

 

実際にお口の機能が衰えた方は、

そうでない方と比べて

将来、要介護状態になるリスクが約2.4倍

総死亡リスクが約2.1倍に高まる

という報告もあります。

 

さらに、飲み込む力が衰えると、

食べ物やだ液が誤って気管に入る

「誤嚥(ごえん)」が起きやすくなるため

注意が必要です。

 

 

 

これは高齢者の死因の上位を占める

「誤嚥性肺炎」を引き起こす原因にもなり、

命に関わる問題へ発展するケースも

少なくありません。

 

 

 

 

◆ご自身やご家族は大丈夫?

「口腔機能低下症」のセルフチェック

 

こうしたリスクをもたらす、

「噛む・飲み込む・話す」といった働きが

複合的に弱まった状態を

「口腔機能低下症」と呼び、

2018年から保険診療の対象となっています。

 

お口の中の汚れや乾燥、

噛む力や舌の動きの衰えなど、

いくつもの機能低下が

重なり合って起きるのが特徴で、

ご高齢の方に限らず、中高年の方にも起こり得ます。

 

そのため、まずはお口のささいな変化を

見逃さないことが大切です。

 

以下のチェックリストを使って、

ご自身やご家族の今の状態を確認してみましょう。

 

・食べこぼしが増えた

・水や汁物でむせやすい

・薬が飲み込みにくくなった

・食事の時間が長くなった

・食べものが口の中に残りやすい

・硬いものが食べにくくなった

・滑舌が悪くなった気がする

・口の中が乾くようになった

 

 

 

 

 

◆「年だから仕方がない」と思う前に、

早めの相談を

 

先ほどのチェックで

いくつか当てはまる項目があったとしても、

決して諦める必要はありません。

 

口腔機能低下症は、早い段階で気づき、

適切に対応することで、

お口の機能の改善や維持が期待できます。

 

 

 

 

歯科医院ではお口の機能を専門的に検査し、

その方の状態に合わせたトレーニングや

ケアの方法をご提案しています。

 

「最近なんとなく食べにくい」

「むせることが増えた」と感じたら、

お気軽にご相談ください。

 

 

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「磨いている」と「磨けている」は別物!?歯ブラシが届かない汚れの対策

 

5月は新茶の季節です。

 

爽やかな香りとともに

甘みや旨みを豊富に含むといわれており、

お茶請けのお菓子とともに

おいしく味わいたいですね。

 

さて、おいしいものを食べた後は

歯みがきが欠かせませんが、

実は、歯ブラシで磨くだけでは

汚れは完全に落としきれません。

 

 

 

 

◆歯ブラシだけでは落とせない汚れ

 

「毎日しっかり歯を磨いているのに、

むし歯や歯周病になってしまう…」

 

その原因の1つに

「歯ブラシでは落ちない汚れ」

が関係しています。

 

お口の中はとても複雑で、

歯ブラシの毛先が届かない部分が多くあります。

 

代表的なのが「歯と歯の間」

「歯と歯ぐきの境目」。

 

特に歯と歯の間は、

歯ブラシ単体では汚れ全体の

6割程度しか落とせないといわれており、

むし歯や歯周病が発生しやすい危険な部位です。

 

 

 

さらに厄介なのは、

歯に付着した細菌のかたまり(歯垢)が

そのまま放置されると、だ液の成分を取り込んで

「歯石」に変わることです。

 

歯石は歯ブラシで除去できず、

ザラザラした表面に汚れが付きやすいため、

トラブルの連鎖を招きます。

 

また、コーヒー・紅茶・タバコなどによる着色汚れも、

歯ブラシだけでは落としにくい汚れの代表格です。

 

 

 

 

◆補助清掃器具を使うと

 ケアの質はここまで変わる!

 

こうした歯ブラシによる磨き残しをカバーするには、

用途に合わせた補助清掃器具の使用がおすすめです。

 

磨き残しのプラークが減れば、

歯石も付きにくくなります。

 

「毎日磨いているのになぜ?」とお悩みの方は、

ぜひ以下の補助清掃器具を活用してみましょう。

 

【タフトブラシ】

毛束がひとつにまとまった小型ブラシです。

歯と歯ぐきの境目や奥歯の裏側、

歯並びが込み入った部分など、

歯ブラシでは届きにくい

ピンポイントの汚れ落としに効果を発揮します。

 

【フロス・歯間ブラシ】

歯と歯の汚れを落とす清掃器具です。

歯ブラシのみでは約6割にとどまる

歯間部の歯垢除去率が、

これらを併用することで

8割から9割近くまで高まります。

 

フロスは歯間が狭い方に、

歯間ブラシは歯間が広めの部位や

歯ぐきが下がってきた方に向いています。

 

 

 

 

 

◆セルフケアとプロケア

 両輪で守る歯の健康

 

以上のような補助清掃器具を使っても、

お口の中の汚れをゼロにするのは至難の業です。

 

特に歯石や着色汚れは

一度付いてしまうと自分では落とせないため、

プロによる専門的なクリーニングが欠かせません。

 

 

 

 

定期的に汚れをリセットすることで、

毎日のセルフケアがより効果を発揮します。

 

さらに、歯科を受診することで

自覚症状のない初期のむし歯やわずかな異変を、

プロの視点で早期に発見し、

対処できるメリットもあります。

 

日々のケアの質を上げながら、

定期的なプロケアでその効果を

さらに高めていきましょう。

 

 

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気になるお口のネバつき、放置しても大丈夫?

 

 

「春眠暁を覚えず」という

中国由来のことわざがありますが、

春は寝心地がよく、つい寝すぎてしまうことも

ある季節です。

 

十分な睡眠をとることは大切ですが、

うっかり寝坊しないように

気をつけたいところですね。

 

そして、しっかり寝た朝に気になるのが、

お口のネバつきです。

 

 

 

 

◆なぜ、朝起きるとお口がネバつくの?

 

朝、起きたときにお口の中がネバつくと

不快に感じる方も多いのではないでしょうか。

 

これは健康な人にも起こる生理現象ですが、

実は、睡眠中のだ液の量が関係しています。

 

体が休息モードに入る睡眠中は、

消化・吸収のためのだ液が必要なくなるため、

分泌量も日中に比べて大幅に減少します。

 

すると、だ液のクリーニング作用や

細菌を抑える力が弱まり、

お口の中で細菌が増えやすくなります。

 

 

 

こうして増えた細菌が作り出す

ネバネバした物質が、

起床時のお口のネバつきの原因です。

 

加えて、だ液が減って細菌が増えやすい夜間は

お口のネバつきだけでなく、

むし歯や歯周病のリスクが

高まる時間帯でもあります。

 

だからこそ、寝る前は時間をかけて

丁寧に歯を磨き、

細菌のエサとなる汚れを

しっかり落とすことが大切です。

 

また、朝の歯みがきは

寝ている間に増えた細菌を洗い流し、

ネバつきや口臭を除去する役割があります。

 

このように、朝晩それぞれの役割を意識して

歯みがきを行うことが、

お口の健康を守るポイントです。

 

 

 

 

◆特に注意が必要な「ネバつき」の特徴は?

 

起床時のお口のネバつきの

多くは一時的なものですが、

中には日々のケアだけでは

改善しないケースもあります。

 

 

 

「毎日丁寧に磨いてもスッキリしない」

「日中も強いネバつきを感じる」

という場合は、

主に次の2つの可能性が考えられるため

注意が必要です。

 

(1)歯周病

歯周病菌は歯と歯ぐきの境目に付着し、

ネバつきの原因となる物質を作り出して

自らが住みやすい環境を整えています。

 

歯周病は、痛みなどの自覚症状が

ほとんどないまま進行する病気ですが、

お口のネバつきが初期サインとして

現れることも少なくありません。

 

(2)ドライマウス(口腔乾燥症)

だ液の分泌量が少なくなるドライマウスも、

ネバつきの原因の1つです。

 

加齢やストレス、薬の副作用のほか、

就寝中の口呼吸が影響していることもあります。

 

だ液が減ってお口を洗い流す力が弱まると、

むし歯や歯周病、口臭のリスクが

一気に高まるため注意が必要です。

 

 

 

 

◆「いつもと違う」と感じたら要チェック!

 

「いつも以上にネバつきの不快感が強い」

などと感じたら、

実はそれがお口の状態の変化を知らせる

サインかもしれません。

 

 

 

 

痛みや見た目の変化がなくても、

お口に気になる点があれば

早めに歯科医院を受診しておくことが、

大きなトラブルを未然に防ぐ近道です。

 

ささいな点でも

ご不安に思うことがあれば、

どうぞお気軽にご相談ください。

 

 

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子どもの歯を守るために 知っておきたい「むし歯の4要素」

 

 
3月は新年度前の春休みの時期ですね。

 

特にお子さんがいる場合は、

お家で過ごす時間も増え、

ついおやつに手が伸びる回数も多くなりがちです。

 

そうなると心配なのが、むし歯です。

 

実は、よく言われる

「甘いものの食べ過ぎ」に限らず、

むし歯のなりやすさには

さまざまな要因があります。

 

 

 

◆仕上げ磨きだけでは防ぎきれない!?

 

毎日きちんと仕上げ磨きをしていたのに、

お子さんがむし歯になってショックを受けたり、

自分を責めてしまったりする保護者は

少なくありません。

 

しかし、子どもの歯は

大人の歯に比べてやわらかく、

むし歯になりやすいという特徴があります。

 

仕上げ磨きや食生活に気を配っていても、

それだけでは完全に防げない場合もあるのが、

子どものむし歯の厄介なところです。

 

子どものむし歯は

「きちんとケアしていたかどうか」

で決まるものではなく、

いくつかの条件が重なったときに、

はじめてできたり、進みやすくなったりします。

 

その仕組みを知ることが、

お子さんの歯を守る第一歩です。

 

 

 

 

◆むし歯につながる4つの要素

 

むし歯は1つの原因で起こるものではなく、

「細菌」「糖分」「歯質」「時間」

の4つの要素が重なったときに起こります。

 

 

 

(1)細菌:お口の中にいるむし歯菌の種類や数

(2)糖分:むし歯菌のエサになる糖分の量や頻度

(3)歯質:歯の強さ・だ液の量や働き

(生まれつきや年齢による個人差あり)

(4)時間:(1)~(3)の要素が重なる時間の長さ

 

むし歯はこれら4つの要素の重なりを

小さくすることで、

リスクを下げることができます。

 

 

 

 

◆セルフコントロールできるのは

 「糖分」と「時間」

 

4つの要素のうち、

ご家庭で意識してコントロールしやすいのは

「糖分」「時間」です。

 

ここで重要なのは、

甘いものの量を減らすことよりも、

食べる回数やタイミングに

メリハリをつけること。

 

例えば、おやつを少しずつ何度も食べたり、

甘い飲みものをだらだら飲み続けたりすると、

お口の中に糖分が残る時間が長くなり、

むし歯リスクが一気に高まります。

 

「おやつの時間を決める」

「甘い飲みものは特別なときだけにする」

など、できることから少しずつ始めてみましょう。

 

 

 

 

 

◆歯科でのチェックで

 「細菌」と「歯質」をフォローしよう

 

一方で、「細菌」「歯質」

ご家庭の努力だけでコントロールするのが

難しい要素です。

 

歯の強さやだ液の働き、

むし歯菌の増えやすさは個人差があるため、

歯科医院でのフォローが欠かせません。

 

 

 

 

歯科医院では専門的な視点で

リスクや注意点を保護者と共有し、

家庭でのケアがより効果的になるように

サポートしていきます。

 

むし歯になりにくい環境を一緒に整えていく場として、

まずはお気兼ね無く当院へご相談ください。

 

 

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長時間のスマホで顎関節症に!? お口のトラブルを招く「TCH(歯列接触癖)」とは

 

 

2月1日は「テレビ放送記念日」です。

これは、1953年2月1日に日本で初めて

テレビの本放送が始まったことに由来しています。

 

かつてはテレビが家庭の中心でしたが、

現代では若い世代を中心に、

テレビを見る時間が減り、

スマートフォンを使う時間が増えています。

 

このように生活の中心になりつつある

スマートフォンですが、

使い方によってはお口の健康に

悪影響を与えることがあります。

 

 

 

 

◆知らないうちに続けている

 「TCH(歯列接触癖)」とは

 

パソコン作業に集中しているときや

スマートフォンを見ているとき、

無意識に上下の歯が

触れていることはありませんか。

 

「それの何がダメなの?」

と思うかもしれませんが、

この状態が習慣化すると

歯やあごの関節に

少しずつ負担がかかることがあります。

 

意外と知られていませんが、

上下の歯が接触する時間は、

食事や会話を含めても1日に20分以内で、

それ以外の時間は、2~3mmほど離れているのが

正常な状態です。

 

これとは反対に、

何もしていないときでも

無意識に歯が触れ続けてしまう状態を、

「TCH(歯列接触癖)」

といいます。

 

 

 

 

「ちょっと触れているだけ」

のつもりでも、

その状態が長く続くと

歯やあごの関節が十分に休まらず、

ダメージが蓄積していきます。

 

その結果、かみ合わせの違和感や顎関節症、

歯の破折(割れ・欠け)、知覚過敏、

歯周病の悪化といった

お口トラブルの原因になってしまうのです。

 

 

 

 

◆スマホ使用時は要注意!

 意識的に「歯を離す」習慣を

 

TCHは仕事や趣味に集中しているときや、

下を向いた姿勢のときに起こりやすくなります。

 

パソコンやスマートフォンを

長時間使う機会の多い現代では、

誰にでも起こり得るクセといえるでしょう。

 

 

 

 

さらに、過度にストレスが溜まっているときにも、

無意識に歯を噛みしめる時間が

増えるといわれています。

 

もし、心当たりがある場合は、

気づいたタイミングで意識的に

歯を離す習慣づけを行うことが大切です。

 

よく目にする場所に

「歯を離す」と書いたメモを貼っておくと、

クセに気づきやすくなります。

 

さらに、

「深呼吸して肩の力を抜く」

「座る姿勢を整える」

など日常生活でできる工夫も効果的です。

 

 

 

 

 

◆簡単チェックで早めの対策!

 気になる症状は相談を

 

TCHは無意識に起こるクセの一種なので、

まずは自分にそのクセがあるかどうかを

知ることが改善の第一歩です。

 

以下のセルフチェックを試してみましょう。

 

STEP1.姿勢を正して正面を向く

STEP2.唇を軽く閉じる(力は入れない)

STEP3.その状態で上下の歯を軽く離してみる

 

この時、

「口元に違和感がある」

もしくは

「5分以上維持するのがつらい・できそうにない」

と感じたら、TCHの疑いがあります。

 

なかなかクセが直らない、

あるいはすでに歯やあごに何らかの症状や

違和感がある場合は、早めに歯科医院で相談しましょう。

 

 

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原因はそこじゃない?「歯の痛み」の意外な落とし穴

 

 

1月から、本格的な受験シーズンが始まりますね。

 

試験に臨む際は、焦らずにまず落ち着いて

問題を読み解くことが大切です。

 

これは歯科でも同じで、

痛い歯をやみくもに治療するのではなく、

まずは慌てずに原因を突き止めることが

重要です。

 

 

 

 

◆「この歯が痛い!」だけでは

 治療できない?

 

歯医者に行ったとき、

「痛いのはこの歯だ、と伝えたのに

すぐに治療に入らず検査が続いた」

という経験はないでしょうか。

 

一刻も早く痛みから解放されたいのに、

レントゲンを撮られたり、

別の歯をチェックされたりすると、

もどかしさを感じてしまうかもしれません。

 

 

 

しかし、歯科医がすぐに治療に入らないのには、

明確な理由があります。

 

歯科診療の中で、

患者さんが「痛い」と感じる場所と、

実際にトラブルのある場所が一致しないのは

決して珍しいことではないからです。

 

特に、神経に達した深いむし歯で痛みが激しい場合は、

その発信源を特定するのが非常に難しくなります。

 

歯は一度削ってしまうと元には戻せないため、

このようなケースではより慎重な判断が必要となるのです。

 

 

 

 

◆上下でズレることも?

 痛みの場所が食い違う理由

 

こうした感覚のズレは、

前歯よりも奥歯に行くほど

起こりやすいことがわかっています。

 

歯を刺激してどの歯に触れたか当てる実験では、

奥に行くほどその正解率は下がり、

前後3~5本の範囲で間違えてしまう人が

多くいました。

 

中でも第二大臼歯(前から7番目)では、

ひとつ手前の第一大臼歯と勘違いする人のほうが、

正解者よりも多いという結果がでています。

 

さらに、痛みが激しくなると

上下で痛みの場所を間違えることもあります。

 

これは上あごの神経と下あごの神経が

脳に向かう途中で合流するためで、

強い痛みの信号が送られると情報が混ざり合い、

正確な場所が判別できなくなってしまいます。

 

 

 

その結果、原因は下の歯なのに、

「上の歯がズキズキ痛む」

と感じてしまうことも少なくありません。

 

 

 

 

◆自己判断に頼らず、まずは詳しい検査から

 

痛みの原因が不明確なままの治療だと、

健康な歯を無駄に削ってしまうことにも

なりかねません。

 

そのため、歯科医師はすぐに治療に入らず、

まずは「痛みの発信源」を

突き止めることに全力を注ぎます。

 

 

 

 

「早く治してほしいのに…」

ともどかしく感じるかもしれませんが、

一連の検査は大切な歯を守るために

必要なプロセスです。

 

また、

「どこが痛いかうまく説明できない」

という場合でも、

原因の場所を一緒に探していきますので、

安心してご来院ください。

 

 

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保険でできる白いつめもの「CR(コンポジットレジン)」とは?

 

 

12月は古くから「師走」と呼ばれますが、
これはお坊さんが走り回るほど忙しくなることが
由来のひとつとされています。

 

年末に向けて公私の予定も重なり、
私たちも何かと慌ただしく感じる季節です。

 

忙しい合間を縫って、
「今年のうちにむし歯を治しておきたい」
と考えている方も多いのではないでしょうか。

 

実は、むし歯治療において
見た目を損なわず、
歯の負担も小さく済む方法があります。

 

 

 

 

◆白くて自然!
 CR(コンポジットレジン)とは

 

むし歯は治したいけれど、
「治療のあとが目立ってしまうのはちょっと…」
と気にされる方は少なくありません。

 

このようなお悩みに応えるのが、
自然な見た目に仕上がる
「CR(コンポジットレジン)」
というつめものです。

 

CRは歯科治療用の白いプラスチック素材で、
保険診療でも広く用いられています。

 

最初はやわらかいペースト状ですが、
むし歯を削った部分につめて
特殊な光を当てると固まり、
歯にぴったりとなじんでいきます。

 

 

 

主に小さなむし歯
前歯のむし歯の治療に使用され、
治療のあとがほとんど目立たないのが特徴です。

 

 

 

 

◆見た目だけじゃない!
 歯の健康を守るCRの魅力

 

CRは「白くて自然な色合い」という点が
注目されがちですが、
実はそれ以上に大きなメリットがあります。

 

それは
「健康な歯をできるだけ削らずに残せる」
という点です。

 

例えば、金属のつめものの場合は、
外れないようにするために健康な部分も
ある程度削る必要があります。

 

一方で、CRは歯に直接接着するため、
むし歯の部分だけを削って
つめることが可能です。

 

 

 

一度削った歯は元には戻らないため、
削る量を抑えることで歯の強度を保ち、
寿命を延ばすことにもつながります。

 

そのほかに、歯の型取りが不要で
その日のうちに治療が完了できる手軽さも、
CRの嬉しいメリットです。

 

 

 

 

◆知っておきたいCRの注意点

 

短時間で治せて見た目もきれいなCRですが、
いくつか注意したい点もあります。

 

まず、金属やセラミックに比べると
強度が劣るため、大きなむし歯の治療や
強い力がかかる部位にはあまり適していません。

 

また、水分を吸収する性質があるため、
長く使っているうちに少しずつ変色や
段差が生じることがあります。

 

こうした特性と個々の歯の状態や
かみ合わせなどをもとに、
CRが適しているかを判断していきます。

 

 

 

 

◆最適な治療法をご案内します

 

CRは多くのメリットを持つ治療法ですが、
むし歯の大きさや部位によっては、
より強度のあるつめもの(金属・セラミック)が
適している場合もあります。

 

 

 

 

当院では、それぞれのつめものの
利点と欠点を丁寧にご説明し、
患者さんのご希望も伺いながら、
最適な治療法を一緒に考えていきます。

 

つめものについて気になることがあれば、
どうぞお気軽にご相談ください。

 

 

小倉歯科診療所
〒770-0047 徳島県徳島市名東町1-240-1
TEL:088-633-2388
URL:http://www.ogura-dental.com/
Googleマップ:https://g.page/r/CdEBUJcZ-N_xEAE

その1本が歯の寿命を縮める!?喫煙と歯周病の関係

 

11月17日は肺がんへの理解と

予防意識を高めるために定められた

「肺がん撲滅デー」です。

 

肺がんの主な原因とされるタバコは、

全身のさまざまな病気のリスクを高めることが

知られています。

 

その影響は、お口の中の病気も

例外ではありません。

 

 

 

 

◆ヤニ汚れより怖い!

 タバコが奪う” 歯の寿命”

 

タバコによるお口トラブルといえば、

「ヤニ汚れ」「口臭」

イメージされる方も多いでしょう。

 

しかし、タバコの害で本当に怖いのは、

歯の寿命そのものを縮めてしまうことです。

 

ある調査では、70代の喫煙者は

非喫煙者よりも平均で約8.5本

歯が少ないという結果が報告されています。

 

 

 

その背景にあるのが、

歯を失う原因で最も多くの割合を占める

「歯周病」の存在です。

 

喫煙はこの歯周病の進行を早めるだけでなく、

歯周病治療の効果まで下げてしまいます。

 

この二重の悪影響によって、

タバコを吸う人ほど

歯を失うリスクが高まってしまうのです。

 

 

 

 

◆知らないうちに進む喫煙の”二重ダメージ”

 

タバコが歯周病の進行を早める主な原因は、

煙に含まれる3 つの有害物質

(ニコチン・一酸化炭素・タール)です。

 

・ニコチン:血流を悪化させ、歯ぐきを栄養不足にする

・一酸化炭素:体を酸素不足にして、歯ぐきの抵抗力を奪う

・タール(ヤニ):歯の表面にこびりつき、

歯周病菌がつきやすい環境をつくる

 

 

 

こうした影響が重なることで、

歯ぐきが本来持つ「細菌と戦う力」

「傷を治す力」が徐々に奪われていきます。

 

その結果、タバコを吸う人は

吸わない人に比べて

歯周病のリスクが約5.4 倍に上昇するほか、

治療の効果も半分程度まで

落ちることがわかっています。

 

さらに問題なのは、血流の悪化によって

歯ぐきの腫れや出血といった

歯周病特有のサインが出にくくなる点です。

 

そのため、喫煙者は自覚がないまま

歯周病が重症化してしまい、

やがて歯がぐらついたり、

抜けてしまったりするおそれがあります。

 

 

 

 

◆”禁煙”が無理でも諦めない!

 今からはじめる歯周病ケア

 

歯周病だけでなく、全身の健康のためにも

「禁煙」がベストの選択です。

 

とはいえ、

「わかっているけど、今すぐの禁煙は難しい」

という方も多いでしょう。

 

大切なのは、すぐに禁煙ができなくとも、

タバコのリスクを理解したうえで

今できる歯周病ケアを欠かさないことです。

 

 

 

 

ご家庭での丁寧なセルフケアと、

歯科医院での定期的なケアを継続しながら、

タバコの影響を少しずつ減らしていきましょう。

 

 

小倉歯科診療所
〒770-0047 徳島県徳島市名東町1-240-1
TEL:088-633-2388
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