高齢者で健康な人は14.9本
認知症の疑いのある人は9.4本
実はこの数字、高齢者の「残っている歯」の平均本数です。
最近の研究結果により、多く歯が残っている人ほど「認知症」になりにくいことがわかってきました。
これは「噛む」という行為と関連しています。歯が多ければしっかり噛むことができ、その刺激が脳にまで達し、脳の働きを活性化させるのです。実は近年、さまざまな研究結果から「噛む」ことと「健康で豊かな生活」の関わりがより明らかになってきています。
さらにしっかり噛めれば、なんでも食べられて消化にもよいため、体全体にとっての栄養面でも差がでます。このように、もはや「しっかり噛む」ことが「健康で豊かな生活」に影響することは明らかです。