皆さんのお口を守る「歯科衛生士」とは? (1)

「歯科衛生士」は国家資格なのです!

 

歯科では『歯科医師』だけが治療を行うと思われがちですが、実は『歯科衛生士』も患者さんのお口を触ることを許されている“国家資格”の保有者です。

『歯科衛生士』は医師の治療サポートや歯磨きなどの保健指導、そして歯周病治療や予防のためのクリーニングといった、患者さんに直接施術することが許されています。

むし歯になりやすい人、なりにくい人、その違いとは?(その3)

むし歯は遺伝するの?

そもそもむし歯を引き起こす細菌の量には個人差があり、多い方は当然むし歯リスクが高いといえます。「むし歯は遺伝する」と言われたりしますが、これは乳幼児期に親の細菌が食事などを通して感染するためで、生まれつきの遺伝ではありません。いずれにせよ、細菌をゼロにはできませんので、日頃のケアが重要なことに変わりはありません。

自分では「磨けている」と思っていても、案外できていない方が多いようです。むし歯予防の第一歩は、日々正しいケアをして、ダラダラ食べる習慣をやめること!さらにはだ液をしっかり出すことも効果的です。詳しくはお気軽にご相談ください。

むし歯になりやすい人、なりにくい人、その違いとは?(その2)

だらだら食べていませんか?

むし歯の原因は「細菌」です。細菌は糖を与えられると酸を作り、簡単に歯を溶かしてしまいます(脱灰-だっかい-)。ところが歯は溶けても、「だ液」の効果によって再び再生します(再石灰化)。つまり、歯は食事のたびに溶けたり戻ったりを繰り返しているのです。

しかし、あめなどを長時間口に入れたり、間食を何度もしていると、再石灰化する暇がなく、再生できないまでに溶けてしまいます。これがまさに『むし歯』です。食後に歯を磨いていても、こうした習慣があると確実にむし歯になります。

ちゃんと鼻で呼吸していますか?喫煙も×

歯を再生させる「だ液」が少ないこともむし歯のリスクを高めます。口呼吸や喫煙はだ液の分泌量を減らします。同様にドライマウス(口腔乾燥症)の方も要注意です。

むし歯になりやすい人、なりにくい人、その違いとは?(その1)

「ちゃんと歯みがきしてるのに、なんでむし歯になったんだろう…」

そんなふうに思ったことはありませんか?一方で、さほど注意していないのに、むし歯になりにくいという人も。この差はどこから生まれるのでしょうか?

こんな習慣は×

むし歯のなりやすさは、実は歯みがきだけでなく、『習慣』によっても大きく左右されます。では「むし歯になりやすい習慣」とはどんなものでしょうか?

次回につづく

 

 

 

 

 

夏本番、暑い日が続いていますが・・・

暑中お見舞い申し上げます。夏といえば?スイカに花火…いろいろありますが、「かき氷」も風物詩の一つですね。イチゴ・メロン・レモン・ブルーハワイなど色鮮やかなたくさんの種類がありますが、実は、舌で感じる味は全部同じ。違いは色とにおいだけなんだそうです。ちなみに、かき氷のシロップには合成着色料がたくさん含まれている事が多く、あまり体に良くない原料が使われている場合もあります。食べ過ぎには注意しましょう。

また、暑い夏、つい甘いジュースやアイスばかり口にしていませんか?各地で夏祭りや花火大会などが行われていますが、こういったイベントでも、わたあめやりんご飴などの甘~い誘惑がたくさん。夏は何かと甘いものを口にする機会が多いのかもしれませんね。まだまだ暑い日は続きます。バランスのとれた食事や睡眠、もちろん歯磨きもしっかりして体調管理を。日本の暑い夏を乗り切りましょう!

歯医者さんが歯の神経を抜きたくない3つの理由(その3)

神経は、歯に栄養や酸素も運んでいます。神経を失ってしまえば、当然これらは行き渡らなくなり、次第に歯はもろくなります。やがては、硬いものを噛んだときなど、何かの拍子に割れたり折れたりすることも。また、もろくなるだけでなく、腐敗した神経組織や血液成分が歯に染み込み、見た目にも茶褐色~黒っぽく変色することもあります。

このように、神経は目には見えませんが。いろいろな形で歯を守ってくれるとても大事なものです。神経を抜かなくてはならなくなる原因は、むし歯の進行によるものがほとんど。そうならないためにも、ぜひ歯科医院での定期検診をおすすめします。

 

歯医者さんが歯の神経を抜きたくない3つの理由(その2)

神経は、ただ痛みを感じるだけではなく「防御反応」と呼ばれる、むし歯から歯を守る役割も持っています。神経は、むし歯が一定のところまで到達するとそれ以上の進行を防ごうと壁を作り、むし歯の進行や痛みを抑えてくれます。つまり、もし神経を失ってしまうと、むし歯になっても単に痛みを感じないだけでなく、防御する力も失っているため、その進行も早くなってしまうのです。

7月20日は海の日

7月20日は「海の日」!…とはいっても「みんなで海に遊びに行こう!」という祝日ではありません。「海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う」というきちんとした趣旨があります。

 

夏の海にふわふわと浮かぶ「クラゲ」。海水浴中にはできれば出会いたくないものですが、実は、鑑賞することで癒し効果が期待できるという研究結果が報告されています。光を放ちながら、涼しげに水中を漂う姿はとてもきれいですね。

暑さでストレスがたまった時には水族館などへ行って癒されてみてはいかがですか?これも海の恩恵の一つかもしれませんね。

 

そして「海の恩恵」として一番身近に感じられるのはやっぱり「食べること」でしょうか。日本では年々、魚介類の摂取量が低下していますが、骨まで丸ごと食べられる魚や貝類、海藻には歯や骨を丈夫にするカルシウムが特に多く含まれています。食事を一生おいしく味わうためにも、海の恩恵に感謝しながら、魚介類も積極的にいただきましょう!

歯と歯ぐきのクリーニング B.D.Rチップを使います

歯周病の予防、治療には正しい歯ブラシの方法で毎日歯垢(バイオフィルム)の除去を実行することです。

しかし磨きにくい場所や歯周ポッケトの深くなった場所などのブラッシングは簡単ではありません。

そこで、当院では1~3か月ごとにB.D.Rチップを使って歯周ポケット内のバイオフィルムを破壊、歯石を除去することにより、歯と歯ぐきの健康の維持をサポートしています。

B.D.Rチップとは細かい振動で歯石をとる治療器に装着し、通常歯石をとる強さの100分の1程度のやさしい振動でバイオフィルムを破壊していきます。

やさしい振動なのでほとんど痛みはありません。

また、その細い形状により歯ブラシの毛先、手用の器具で届かない部位にも到達します。

バイオフィルムを破壊することを目的としているため、チップに刃は付いていません。

また、チップ先端からの薬液によって洗浄しながら処置を行います。

p-maxpluschusuiスプラソンP-MAX多目的超音波治療

BDR(1)TK1-1SB.D.Rチップ

BDR(2)歯周ポケットに挿入、バイオフィルムを破壊

BDR(3)大臼歯(奥歯)の内側も簡単に届きます