喫煙者は手遅れになりやすい!?
喫煙をしていると、なんとサインそのものが目立たなくなってしまいます。なぜなら、喫煙は血行を悪くするため、貴重な歯周病のサインである「出血」が少なくなってしまうのです。まさに「沈黙の病」をさらに「沈黙」させてしまいます。
喫煙している人が歯ぐきから出血しないからといって、歯周病にかかっていないわけではありません。それどころか、喫煙は免疫力を低下させ、さらに、口の中も乾燥するので細菌がどんどん繁殖します。そう、むしろ歯周病は気づかぬうちにどんどん進行していくのです。「喫煙している方が来院してみると、すでに歯を支えている骨が溶けてはじめていた」ということは決して珍しくないのです。