明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

 

今年の干支は「戌(いぬ)」ですが、実はみなさんのお口の中にも「犬」がいるのをご存知でしょうか?その正体は…「犬歯」です。犬歯とは、歯を前から数えて3番目の、槍のように少しとがった歯のこと。一般的には「糸切り歯」とも呼ばれていますね。犬歯は歯の中で一番歯の根が長く、丈夫な作りになっているために他の歯が抜けてしまっても最後まで残ることが多い歯で、噛み合わせにおいても重要な役割を果たしています。

 

毎年、年の初めは干支を意識していても、少し経つと「あれ、今年の干支ってなんだっけ…?」となってしまいますが、今年は犬歯にちなんで忘れないであげてくださいね。当院も丈夫な犬歯にあやかって、みなさまのお口の健康を守るために今年もより一層がんばります!

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年も一年ありがとうございました

今年は皆さまにとってどのような年でしたか?にこにこスマイル、美味しい食事…。そんな楽しい光景が浮かぶ一年だったでしょうか。もし私たち歯科医院がその一翼を担っていられたならこんなにうれしいことはありません。今年も一年ありがとうございました。

クリスマスリース

毎年12月になるとお店や家庭の玄関などに華やかなクリスマスリースが飾られますね。今や年末の定番の光景ですが、そもそもクリスマスリースにはどんな意味が込められているかご存知ですか?

 

実はリースの材料として使われるものにそのヒントが隠されています。例えば、冬でも青々とし、殺菌・抗菌作用もある常緑樹の葉は「魔よけ・生命力の象徴」。姫りんごや松ぼっくり、ぶどうなどは「豊作祈願」。他にも、柊の赤い実やベル、リボンなどにもちゃんと意味があるそうです。また、「新年の幸福」を願う意味合いもあり、日本のお正月のしめ縄のような役割もあるらしいです。

秋も深まってまいりました

寒さも日ごとに増して、秋もいよいよ深まってまいりました。とはいえ、本格的な冬に比べるとまだまだ過ごしやすいですね。

 

昔から大掃除は年末の恒例行事のように行われてきましたが、今年は早めに始めてみるのもいいかもしれません。11月なら窓を開けっ放しにしていてもまだそれほど寒くもなく、思いっきり換気もできます。手間のかかるキッチンやお風呂などだけでも終わらせておけば忙しい年末を余裕を持って迎える事ができそうですね。

 

また、年末年始はほとんどの医療機関が休診となりますが、歯科も例外ではありません。これから忘年会やクリスマス、お正月など、楽しいイベントが続きます。そんな時に歯が痛むようでは楽しい気分が台無しです。歯の治療は数回通院が必要な場合もありますので、痛む歯や気になることがある方は早めに受診してくださいね。

「オノマトペ」

日本語は「オノマトペ」が他の言語に比べて多いそうです。オノマトペとは、「ギュッ・ガヤガヤ・ルンルン」などの擬音語・擬態語・擬声語のこと。実は日本語では食感を表す言葉の約7割がオノマトペなのだとか。私たち日本人はこれらを使って微妙な感覚・気持ちの違いを表現豊かに表しているのです。

 

例えば食感。「もちもち・サクサク・カリカリ・ザクザク・コリコリ・ツルツル・シャキシャキ」など、例を挙げたらきりがないほどですが、私たちはこれらの言葉を聞くだけでどんな食感なのかイメージすることができ、食べ物をさらに美味しそうだと感じることができます。ただの「プリン」と「ふわとろプリン」…やっぱり後者が美味しそうですよね。

 

「キンキンに冷えた」ものが美味しい夏が終わりを告げ、「つやつやの新米」や「ほっくりした栗」などが出回る季節がやってきます。豊かな自然の恵みに感謝しながら、日本の秋の味覚をお楽しみください。

猛暑が続いています!

猛暑の毎日が続きますが、子どもたちは夏休みの宿題もそこそこに、元気に過ごしていることでしょうね。

 

最近「子どものむし歯と生活習慣」についての、あるアンケート結果が発表されました。そこではゲームなどのメディアを1日4時間以上利用している子どもは、2時間未満の子どもに比べてむし歯の数が1.8倍。睡眠時間でも8時間未満しか寝ていない子どもは9時間以上の子どもに比べて2倍以上もむし歯があるという結果でした。その他の項目でも、生活習慣が乱れている子どもほどむし歯の罹患率は上がっており、睡眠不足やゲームなどでの興奮状態が長く続くと、そのストレスから質の悪いネバネバだ液になり、むし歯になりやすいのではないかと説明されています。

 

自由な時間が多く、楽しい夏休みですが、その夏の思い出の代償がむし歯では悲しいですね。新学期を笑顔で迎えられるよう、規則正しい生活を送りましょう。

今年も暑い夏がやってきます

7月になり、本格的な夏がやってきます。

 

日本では2005年に「クールビズ」が導入されて10年あまり、今では企業等の各所ですっかり定着した感があります。ノージャケット・ノーネクタイといったスタイルに変えると、体感温度が2℃下がると言われますが、首元がネクタイから解放されるだけでも、涼しさを感じるのは容易に想像できますね。最近では洋服や寝具などにも冷感素材や通気性の良い素材などで出来ているものがたくさんありますので、うまく活用しましょう。

 

近年、亜熱帯化しつつあると言われる日本。私たちも地球にやさしい暮らしをしたいものです。しかし、そのために無理をして熱中症になってしまっては本末転倒。適切なエアコンの利用、十分な水分・塩分補給を意識して、暑い夏、くれぐれもご自愛ください。

「歯と口の健康週間」始まりました

6月の雨の中、きれいに咲き誇るアジサイの花はとても美しく、見ていて飽きることがないですね。ところで、アジサイの葉の上でのんびりしているカタツムリですが、よくコンクリートのブロック塀などに集まっていることがありませんか?実はあれ、コンクリートを食べているそうなんです。

 

カタツムリの背中の丸い殻は石灰質でできており、維持・成長するために炭酸カルシウムを摂取する必要があるのだとか。その成分がコンクリートに含まれているのです。ちなみに、歯舌(しぜつ)と呼ばれるおろし金のような舌でガリガリと食べているそうで、その歯のようなものは1万本以上あるというのですから驚きです。

 

毎年6月4日~10日は「歯と口の健康週間」です。今年の標語は 「おいしい」と 「元気」を支える 丈夫な歯。人間もカタツムリ同様、元気を支えるのは丈夫な歯です。歯は一度失ってしまうと2度と戻ってきません。毎日のケアを大切にしましょう。

連休疲れしてませんか?

5月は新生活の蓄積された疲れに加え、月初めの大型連休で生活リズムが乱れ、心身ともに不調が出やすい時期です。そんな時は歯茎の腫れや口内炎など、思わぬお口のトラブルも出やすいもの。ゆっくり休養を心がけましょう。

若葉がまぶしい季節です

若葉がまぶしい季節、空も青々として気持ちがいいですね。ところで、良く晴れた5月の空を「五月晴れ(さつきばれ)」といいますが、実は本来の意味とは違うことをご存知ですか?

 

旧暦の「五月(さつき)」は現在の6月で、梅雨の時期です。そもそも「五月晴れ」は「梅雨の晴れ間」を指す言葉でした。梅雨の貴重な晴れ間を風情ある言葉で呼んだのですね。ちなみに、現在よく使われる「5月の晴れ渡った空」としての使用方法は本来間違いですが、今ではそれがすっかり定着してしまい、誤用とはされなくなったのだとか。言葉は時代とともに変化しておもしろいですね。